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宝物のため...

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宝物のため...

2 - 俺の今の生活は普通じゃない、

♥

77

2024年01月03日

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ぴの🥑🐏

第1話です!!

ぴの🥑🐏

設定説明から読むことをおすすめします🙃

ぴの🥑🐏

是非いいね♥、フォロー、コメントお願いします!!

ぴの🥑🐏

⚠こういう系苦手な人居るかも...注意です💦

ぴの🥑🐏

それを踏また上で見れる人だけ

ぴの🥑🐏

どぞ(∩´。•ω•)⊃

まぜ太

よし、制服よし

まぜ太

忘れ物もなし

まぜ太

洗濯は干したし水は運んだ

まぜ太

完璧

まぜ太

あとは、ウィッグをっと

まぜ太

...(((ウィッグ被る

まぜ太

(はねてる髪を整える...)

颯子

よし、

颯子

じゃあ行ってきます。

ガチャ

颯子

(俺はまぜ太、俺はいつもウィッグを被り女の子として学校に通っている)

颯子

(別にそういう趣味だとか好きで被ってる訳じゃない)

颯子

(学校だって本当は退学させられた)

颯子

(実年齢だって17歳だ)

颯子

(こんな生活の始まりは4,5年前、)

颯子

(俺は学長から急に退学させられた)

颯子

(理由は不明、義務教育途中なのに退学だなんておかしな話だ、何もしてないのに...)

颯子

(退学時に俺は学長に宝物を奪われた。今は何を取られたら時々忘れる時もある、でもその度に宝物の存在を思い出しては学長が憎く映る。あれは無くしてはならない大事なもの。)

颯子

(でもなんで奪われたかもこれまた不明、謎だらけだ)

颯子

(それを取り返す為だけにわざわざこんな格好してまで学校に忍び込んで機会をうかがっている)

颯子

!!もうすぐてひらける、

颯子

うっ、眩しッ

颯子

(時間帯は普通に学生が登校する時間より早く同じ学校の生徒に会うことはない、学校もこの時間帯で行くと基本開いていない)

颯子

(ちなみを俺は退学させられた身だ、普通に学校は通えない。)

颯子

(って思うだろ?)

颯子

(実はそうでもない)

颯子

(ある協力者がいるからだ)

颯子

(着いたッ)

颯子

(ここは職員用玄関)

あきら

あ!!おはようまぜ太くん、

颯子

おはようございます、あきらさん

あきら

今開けるからね

颯子

はい、

颯子

(この人はあきらさん、学校内の図書室の管理人、この人こそが俺の協力者だ)

あきら

開けたから入ろうかっ

颯子

はい、

あきら

今暖房付けるね〜

颯子

は〜い

颯子

(あきらさんは俺がまぜ太として通ってた時に仲良くさせてもらってた人)

颯子

(退学直前に経緯を話したら協力してくれた。正直あきらさんが居なかったら学校には居られなかっただろう)

颯子

(あきらさんは優しい。そして接しやすい。そのお陰で生徒かも慕われている人だ)

あきら

あ、まぜ太くん。そういえば昨日とある噂を聞いたんだ

颯子

ん?どんなですか?

あきら

学長がしばらく会議で忙しいから学校の管理が難しくなるって

あきら

だからここ数週間は職員はみんな分担して学校を回すらしいよ

颯子

へぇ、それはいい情報だ

颯子

流石、僕だけの情報屋さんッ♡

あきら

冗談よしてよッ

颯子

ふふっ笑

颯子

(正直あきらさんは可愛い。まぁ俺の恋愛対象は生憎女の子だ。でもあきらさんが女の子だったら100%惚れている自信があったな)

颯子

(それほど俺の協力者、あきらさんは可愛いらしい人だ、)

颯子

てかあきらさん?まぜ太くんって言うけど他の人の前では颯子って呼んでよぉ?

あきら

分かってるよ!!俺が今までミスはした事ないでしょ?

颯子

まぁ、そうだね

あきら

でも、変なんだよ。昔は男の子だったまぜ太くんを別名で女の子として呼ぶなんて

颯子

...

颯子

普通は、そうなのかもねッ

あきら

ところでぇ、今日はどの本読むつもり?

颯子

昨日の続きさ、ミステリーの本

あきら

ミステリーとか解決系好きなんだねぇ

颯子

うん、まぁね

颯子

(もしかしたら、今後の手がかりが転がってるかも知れないからッ)

颯子

(なぁんて、考えすぎだ)

颯子

(まぁ、好んで読むのはミステリーだがこの学校にいる間沢山本を読んできた)

颯子

この図書室の本は½ぐらいは読んだなぁ

あきら

そうかもねぇ、みんなが授業中はここでひっそり本読んでるんだもんねぇ

あきら

今じゃ、僕より読んでるかもねw

颯子

そうかもしれない、

あきら

いつの間にか抜かされちゃったなぁ...

あきら

(ここ4,5年で身長も抜かされそうなくらいだッ)

颯子

何?

あきら

ううん、何も

あきら

今日もいつものとこ座ってゆっくりしてな

颯子

うん

颯子

(いつもの所は図書室の入口から1番遠くて夕日が差しやすいテーブル)

颯子

(これは潜むためもそうだが昔っからここが定位置だった。)

颯子

ペラペラ📖´-

一日が終わる

あきら

まぜ太くんもうみんな帰ったし閉めるよ

颯子

今日も何も出来ず終わってしまった...

あきら

...そうだね

あきら

明日はきっと何か出来るさッ!!

颯子

(* . .))ウン

颯子

いつもありがとう、あきらさん

あきら

(*´﹀`*)

あきら

じゃあ気をつけて帰るんだよ?

颯子

は〜い

颯子

じゃね、あきらさん

颯子

また明日

あきら

またね!!

颯子

トコトコ(((((*´・・)

颯子

(今日は収穫0だ、)

颯子

(まぁ、毎日0みたいなもんだけどッ)

颯子

(くそぉ、ヤバい!!なるべく急がないと)

颯子

(俺は成長期真っ只中、このまま大人の体に近づくと簡単に学生のフリなんかできない)

颯子

(女の子となると尚更だッ)

颯子

(幸い食べ物が満足に食べれないから肥えたり急激に身長が伸びるとこはまぁ無い)

颯子

いつまでこの生活が持つかなぁ...

颯子

ただいまぁ、

颯子

っていっても誰も居ないけどっと

颯子

もうウィッグもとってッ)))

まぜ太

(。´-д-)ハァ-

まぜ太

疲れたぁ

まぜ太

ご飯作るかッ

まぜ太

母さんはぁ...要らないかっ

まぜ太

...母さん、最後に帰ってきたのいつだろう...

まぜ太

ゔぅッ(泣)

まぜ太

くそッ、何泣いてんだッ

まぜ太

家でまで女の子のままなんて

まぜ太

クソだせぇッ

まぜ太

今日のご飯は

まぜ太

あきらさんがくれた煮物に、そこら辺の草に井戸で汲んだ水

まぜ太

煮物貰って良かったぁ

まぜ太

あきらさん煮物なんか作んのか、料理上手いもんなぁ...

まぜ太

(・🙏・)イタダキマス

まぜ太

σ(´~`*)モグモグ

まぜ太

美味いッ

まぜ太

ごっつぉーさん

まぜ太

やるとこ無いしもう寝よっと

まぜ太

おやすみぃ

まぜ太

(これが俺の今の生活)

まぜ太

(普通じゃないこの生活、)

まぜ太

(それが俺の普通)

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