ガチャン
無一郎
無一郎
無一郎
シーン
無一郎
無一郎
靴を脱ぎ、リビングへ向かう
無一郎
無一郎
部屋の中を物色するも、兄の姿はない たたんであった洗濯物をひっくり返しながら首をかしげる
無一郎
よく見ると、制服の上着や鞄が片付けられずそのままになっている
無一郎
無一郎
慌てて兄さんの部屋に向かう。すると……
『…ハァ、ハァ……』 苦しそうな吐息が聞こえてきた
無一郎
そっと部屋を覗く
有一郎
有一郎
有一郎
有一郎
有一郎
無一郎
無一郎
有一郎
有一郎
無一郎
有一郎
朝から、様子がおかしいとは思っていた でも予備の薬は持っていると思ってたから……
無一郎
ベッドに横たわる兄のまわりには、僕の服がたくさん散らばっている クローゼットから取ってきたのだろうか
有一郎
無一郎
ぎし…
ぎゅぅ
有一郎
有一郎
有一郎
無一郎
有一郎
もう一度抱きしめ、 その滑らかな首筋に自分の歯を食い込ませる
有一郎
有一郎
けれど、その痛みさえ愛しく思う
無一郎
血の滲んだ、赤い噛み痕。 兄さんの白い肌によく目立っている
有一郎
チュッ
無一郎
有一郎
とろん、と蕩けた兄の瞳が、ゆっくり閉じていく
有一郎
無一郎
無一郎
無一郎
艶やかな髪にそっと口づける
5回目の発情期 僕たちは“番”になった。
お仕舞い★
コメント
1件
短くてすまん。