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桃橙の短編集

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桃橙の短編集

43 - クリスマスが起こした奇跡

♥

314

2022年12月25日

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イア

どうも〜!

イア

クリスマスですねぇ( *´ `)

イア

クリスマスの雰囲気好きなんですよねぇ…

イア

それでは、今日は(?)クリスマスが起こした奇跡ということで

イア

クリスマス限定のお話を投稿します。

イア

それでは、スタート!

町はイルミネーションで輝き始め

恋人たちが寄り添い合い

友人たちは笑い合い

賑やかな声が響く聖夜

🧡くん

はぁ〜っ…

空に白い息を吐く

🧡くん

(今年はケーキでも作ろうかな〜)

バイトを終えて1人賑やかな街を歩く

🧡くん

(寒いし早く帰ろ…!)

🧡くん

あ、、雪…

🧡くん

(今年はホワイトクリスマスだなぁ…)

🧡くん

ふふっ、、

雪が降ってくれるだけで幸せな気分になる…

🧡くん

(ちょっと子供みたいかな?)

なんて思いながら歩いてた時…

綺麗な髪が風で揺れる

雪に手を伸ばす男の人がいた

🧡くん

……

🧡くん

(吸い込まれそう…)

俺の瞳に映る彼はとても儚げで

今にも消えそうだった…

🧡くん

あのっ…

慌てて俺はその人に声をかけていた…

………

彼はゆっくりこっちを向いた

目が合った途端一気に彼に引き込まれた

🧡くん

(凄い綺麗な瞳……)

🧡くん

あっ、、あ……

慌てて声をかけてしまった俺は、次に発する言葉なんて考えてなく、言葉を詰まらせた

🧡くん

…えっと、その……

1人オロオロとする俺に彼は口を開いてこう言った

💗くん

…君、、俺が見えるの──・・・?

🧡くん

……………えっ?

🧡くん

(何を、言ってるんだろう…)

💗くん

……?

🧡くん

見えるも、何も…目の前に居るし…

💗くん

………

💗くん

クスッ…

🧡くん

…?

💗くん

そうだよね、変な事聞いたね…

🧡くん

…い、、いえ……

💗くん

…………

🧡くん

…………

2人の間には気まづい空気が流れた

🧡くん

……えっと…

💗くん

……………

💗くん

…ねぇ、会えたのも何かの縁だし、少し話し相手になってくれない?

🧡くん

えっ…?

💗くん

……あ、あはは…急に言われても困るよね、こんなこと

🧡くん

…いっ、いえ!

🧡くん

話したいです…!

💗くん

………良かった

🧡くん

…!

優しく笑うその笑顔は少しだけ寂しそうだった…

💗くん

…隣、座っていいよ

🧡くん

…あ、、失礼します…………ストンッ…

💗くん

そんなに固くならないでよ…笑

💗くん

俺、悪い人じゃないから…

🧡くん

…はっ、、はい…

💗くん

………

そう言って彼は空を見上げた

💗くん

……君、雪は好き?

🧡くん

えっ?

🧡くん

は、はい、好きです…!//(照れ笑い)

💗くん

…!

💗くん

そっか…

🧡くん

………?

何か言いことがある…でも切り出せない…

そんな雰囲気が彼から伝わった

🧡くん

…あの、、ソワソワしてるけど、どうしたんです…?

💗くん

…!

💗くん

…バレた?

🧡くん

なんとなく…

💗くん

…………うん、実は話したいことがあるんだよね

🧡くん

……話したいこと…

💗くん

…うん……

💗くん

………驚かないで聞いて欲しいんだけど

一息吸って 白い息をそっと吐いた…

💗くん

…実は俺、今、魂だけの存在で、肉体は無いから普通なら周りの人からは見えないはずなんだよね

🧡くん

……え?

💗くん

だから、君に声をかけられた時、驚いた反面

💗くん

嬉しくて泣きそうになった

🧡くん

…本当に…?

💗くん

…本当に……笑

💗くん

……凄く暗くて重い話をすると

💗くん

俺、生きてても影が薄くてさ

💗くん

周りから、今の俺みたく居ない存在っぽく扱われてたんだよね

💗くん

…それが辛くなって高いビルから落ちちゃったんだ

💗くん

しかも、丁度1年前の今日…

🧡くん

…えっ

💗くん

けど、運がいいのか悪いのか、意識不明の状態で本体は病院でまだ眠ってるらしい

💗くん

……

💗くん

あはは、暗すぎるよね

🧡くん

…い、いえ……!

💗くん

生きてても存在が無いかのように扱われて寂しがってたのに

💗くん

今この状態になって更に見えなくなって、、

💗くん

……俺、何してんだろうなぁ

💗くん

やり残したこと、沢山あるのにさ

🧡くん

…っ

無理して笑う顔が痛くて凄く苦しくて…

🧡くん

(触れたいな…)

ギュッ…

💗くん

……ぇっ?

今にも泣き出しそうな彼を俺は

安心させたくて抱きしめていた

💗くん

…えっ、、?

💗くん

…まっ、、待って…

💗くん

君、なんで俺に触れられてるの…?

🧡くん

…それは、、わかんないですけど…

🧡くん

強く''触れたいな''って思ったら抱きしめられました…

💗くん

…!

💗くん

…ふはっ、何それ……笑

💗くん

君、面白いね

🧡くん

ドキッ…(そんな笑顔も出来るんだ…)

💗くん

……一つだけね

🧡くん

ぇっ?

💗くん

一つだけ、俺が意識を取り戻せる条件があるんだって

🧡くん

…条件……?

💗くん

うん、神様に言われた…笑

🧡くん

神様…

🧡くん

……どんな、条件なんですか…?

💗くん

………

💗くん

…その条件がね

💗くん

『貴方の事を愛してる人が貴方に触れた時』

💗くん

なんだってさ

🧡くん

…え?

💗くん

俺もよくわかんないんだよね

💗くん

…今の俺に、なのか、眠ってる俺になのかも…

💗くん

……俺、生きてた時は凄くタヒにたかった

💗くん

でも、、なんでだろうね

🧡くん

…?

💗くん

君に会ってから

💗くん

''生きたい''…って思うようになっちゃった

🧡くん

…!

💗くん

こんな事、1度も思えたこと、ないのに

💗くん

…おかしいな……っ…ポロポロッ

🧡くん

…っ、、

その時 俺は思った

今まで必死に生きて

自分の存在を誰かに見つけて欲しかったんだと

…そう思ったのと同時に

この人の事を守りたい、ずっとそばに居たいという強い感情が芽生えた

💗くん

ポロポロッ…グスッ…

🧡くん

…………

🧡くん

ねぇ、、お兄さん…

💗くん

…っん?

🧡くん

お兄さんが眠ってる病院ってどこですか?

タッタッタッタッ…!

🧡くん

…っはぁ、、はぁ…っ!

ガラガラッ…

🧡くん

…はぁ、、はぁ……っ…

💗くん

…………

🧡くん

(本当に眠ってる…)

🧡くん

…失礼します…

🧡くん

…ソッ……ぎゅぅ…

俺は少し冷たくなってる体に

自分の体温を分けるように優しく…

でも、強く抱きしめた

🧡くん

起きて、桃さん…

こういう漫画でしか見たことないようなこと信じたことなんてなかった

キスしたら目が覚めるなんて逸話でしかない

けど俺は桃さんに言われた通りそっと唇にキスをした

🧡くん

チュッ…

綺麗な瞳の中に俺を写して…

💗くん

…んっ……

💗くん

…んん…?

🧡くん

…!

💗くん

…?ここは…

💗くん

……あれ………もしかして、橙、くん?

🧡くん

〜〜〜ッ!ぎゅぅぅっ!

💗くん

うわぁっ!?

🧡くん

良かった…ッ…良かったよ、桃さん…!ポロポロッ

💗くん

クスッ……

💗くん

…なに泣いてんだよ…笑

🧡くん

…桃さんにもう会えなくなったら嫌だったから

💗くん

…!

💗くん

…なに彼氏みたいなこと言ってんだ笑

🧡くん

…………

🧡くん

……俺、桃さんの恋人になりたいな

💗くん

………は?

💗くん

い、いやいやいや…

💗くん

俺みたいな居ないような存在のやつと付き合ったって楽しくないって笑

🧡くん

そんな事ないよ

🧡くん

俺は桃さんの存在を認識してる

🧡くん

魂だけの状態でも見つけることが出来るくらい最初から恋してたのかも

💗くん

…!

🧡くん

桃さんは本当に存在してる1人の人間

🧡くん

それ以上でも以下でもない

🧡くん

それに、楽しい楽しくないは俺が決めたい

🧡くん

俺、桃さんの笑顔もっと見たいです…

💗くん

っ…//

🧡くん

桃さんは…?

💗くん

えっ?

🧡くん

…やっぱり、1日しか話してないから、難しい、ですよね

💗くん

そ、そんな事ない…!

🧡くん

…え

💗くん

……っ//

💗くん

…お……俺も橙くんのこと、好き…

🧡くん

…!

💗くん

我儘言っていいなら、、橙くんの優しさにもっと触れたい…

💗くん

橙くんの傍で生きたい…

🧡くん

…ぎゅぅっ……

🧡くん

うん、俺の傍だけで生きて

🧡くん

他の人の所行ったら許さないです…

💗くん

…うんっ……//

💗くん

…………ねぇ、橙くん

🧡くん

はいっ、

💗くん

もう1回キスしたい…

🧡くん

🧡くん

うん、俺も…

チュッ…

💗くん

………

🧡くん

………

💗くん

えへへ…

💗くん

橙くん暖かい…

🧡くん

…''今の桃さんも''暖かいですよ

💗くん

…!

💗くん

………っ…ポロ…

💗くん

ぎゅぅぅぅっ…

俺、今ちゃんと生きてるんだ

初めて好きになった人の傍で…

🧡くん

…ナデナデ……

💗くん

……橙くん、

💗くん

この後のクリスマス、2人で過ごしたいな…

🧡くん

えっ…///

💗くん

……ダメ…?

🧡くん

ぅっ…

🧡くん

ダメ、、じゃないです…//

💗くん

やったぁ!

🧡くん

…クスッ

💗くん

…え、な、なんで笑ったの…?!

🧡くん

っ、ふふ、すいません…

💗くん

…?

🧡くん

桃さんの印象が最初と今じゃ全然違うから…笑

💗くん

えっ、そうなの…?

🧡くん

はい…笑

💗くん

う、うぅ…笑わないでよ…//

🧡くん

あははっ…笑

🧡くん

でも、嬉しいですよ

💗くん

なんで…?

🧡くん

…桃さんの沢山の表情が見れて

🧡くん

最高のクリスマスプレゼント貰っちゃった(照れ笑い)

💗くん

〜〜〜ッ///

🧡くん

…あ、顔真っ赤…

💗くん

う、、うるさい…///

🧡くん

すいません…笑

🧡くん

……さ、桃さん

💗くん

…ん?

🧡くん

デート、行きましょ?

💗くん

…!

💗くん

うん…っ!

💗くん

あ、そう言えばね

🧡くん

…なんですか?

💗くん

俺を起こす時、本当はキスしてくれなくて良かったんだよ

🧡くん

………

🧡くん

…………え?

💗くん

っ、ふふ…笑

💗くん

俺が、橙くんに会えるの最後かもしれないとか思って…

💗くん

なら最後ぐらい我儘言っていかなって思ったの

💗くん

だから、あれは嘘だったんだよね

🧡くん

…なんて嘘ついてるんですか…

🧡くん

…というか、なんで最後だと思ったんです?

💗くん

え?

💗くん

…だって、、、それは…………うーん…確かに、なんでだろう…

🧡くん

特に理由はないんですね笑

🧡くん

…でも…安心して下さい

💗くん

…?

🧡くん

桃さん言ってたじゃないですか

🧡くん

『貴方を愛してる人が貴方に触れた時』に意識を取り戻すって

💗くん

…ぁ

🧡くん

俺、桃さんのこと愛してるよ

💗くん

なっ…!///

🧡くん

だから、病院に走ったの

💗くん

…うん……

🧡くん

桃さんが離れても俺が追いかけようって思ってたから

🧡くん

最後なんて絶対なかったよ

💗くん

…っぅ……///

🧡くん

あ、可愛い

💗くん

…ばか……///

🧡くん

あははっ、すいません笑

💗くん

………ん、

💗くん

…あそこのカフェで一緒に茶してくれたら許す……(手を差し出す)

🧡くん

……クスッ…

🧡くん

喜んで…(手を握る)

💗くん

…橙くん、ありがと……(ボソッ

🧡くん

…ん、なんか言いました?

💗くん

…ううん、なんでもない!

ありがと、俺の事見つけてくれて

優しく触れて温めてくれて

…愛してくれて、ありがと

💗くん

(俺、今が人生で1番幸せだよ)

クリスマスの日に起こった不思議な出会いから生まれた

永遠に続く最初で最後の恋の物語…

- ̗̀ 🤍𝑀𝑒𝑟𝑟𝑦 𝐶ℎ𝑟𝑖𝑠𝑡𝑚𝑎𝑠𓈒𓂂 ̖́-

イア

書きたかったのと全く違くて書いてる途中文章が何言ってるのか分からなくなった(?)

イア

日本語おかしかったり、話の結末が合ってないと思われます…笑

イア

何度も読み返したんだけどね…

イア

ということで(??)この話、は…どうしよっか

イア

クリスマスだけ公開にするか…ずっと公開したままにするか…

イア

コメントください…

イア

そして、嬉しい報告…

イア

なんか私に可愛いファンの子が出来ました( ˙꒳​˙ )

イア

イアファンクラブでも作ってみようかな…(誰得)

イア

私のフォロワーさんって、なんでこんなに可愛い子多いんですか?

イア

もう、みんなヨシヨシしたい()

イア

それでは皆さん、よいクリスマスを!✨

イア

はい!(?)それでは、今回はここまでまた次回お会いしましょう

イア

おつおつ!

イア

352タップお疲れ様でした…💦

この作品はいかがでしたか?

314

コメント

39

ユーザー

最高のお話じゃないですか~こういうお話好きです~❗️

ユーザー

あ、あわ…………最高過ぎて……言葉が見つからない………泣

ユーザー

最高! こう言うの好き!

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