02 ここだけの秘密ですよ
ルックスに対して性格はお茶目。
だけど特級呪術師で、
強くてかっこよくて、
人を惹きつける魅力を持っていると 私は思います。
そんな貴方に、私は 底なし沼に浸かってしまったように、
どんどん惹かれていきました。
バシュッ
任務を終えて帳が上がる。
五条悟
おかえり、頑張ったね
それが聞きたくて頑張ったの。
なんて言えるはずもなく。
心の中でニヤニヤしながら車に乗ろうとした。
五条悟
ちょ…っと待て
湖宮〇〇
?、どうしました?
五条悟
それ
貴方が指差すのは私の足。
スカートの下、晒された足には 切り傷があった。
五条悟
ちょっとそこ座って
貴方に言われた通り、
車の後部座席に座る。
と、貴方は消毒液やガーゼを持ってきて、
応急処置をしてくれましたね。
湖宮〇〇
え、大丈夫ですよこれくらい!
五条悟
ダーメ
五条悟
浅い傷でも菌が入れば、
五条悟
最悪足を切断することになる
五条悟
甘くみちゃダメだよ
湖宮〇〇
ふぁい…
五条悟
ちゃんと聞いてる?
湖宮〇〇
聞いてます…
あの時、本当は貴方に見蕩れていたのは、
ここだけの秘密ですよ。