テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
柔らかな夕暮れ。 紅茶の湯気が、ゆっくり空に溶けていく。
ルカとエルフィンは、向かい合って座っていた。
エルフィン
ルカ
エルフィン
エルフィン
エルフィン
エルフィン
エルフィン
ルカ
エルフィン
そのとき――
バンッ!! カフェの扉が乱暴に開き、 カイトが肩で息をしながら飛び込んできた。
カイト
ルカ
カイト
カイト
ルカ
カイトは、 ルカではなく――エルフィンを見た。
カイト
カイト
エルフィン
彼女は立ち上がり、 衝動的にルカに近づく。
そして―― 静かに、唇が触れた。
ルカ
キスの直後。
エルフィンの体から、 黒く、冷たい魔力が噴き出した。
エルフィン
彼女の影が、ゆっくりと歪む。 瞳は、夜の色に沈んでいく。
エルフィン
エルフィン
エルフィン
“夜の姿”
次の瞬間―― 闇が弾ける。
エルフィンは、 一直線にルカへと襲いかかる。
ルカは、一歩も動じない。 風を読むように、 影を読むように――
華麗に回避。
そして。 抱きしめた。
エルフィン
ルカ
彼女の震えが、腕越しに伝わる。
ルカ
ルカ
エルフィン
ルカ
ルカ
エルフィン
エルフィン
ルカ
エルフィン
遠くで、規則正しい足音が重なっていく。 白い光が差し込み、 鎧に紋章を刻んだ者たちが現れた。
光の警察隊
隊長
エルフィンは、もう抵抗しなかった。
エルフィン
隊員が近づき、魔封の拘束具を装着する。
その瞬間―― エルフィンは、ルカを見た。
まっすぐ。 逃げも、嘘もない目で。
エルフィン
エルフィン
エルフィン
エルフィン
ルカ
一瞬だけ、 彼女の唇が、かすかに震えた。
隊長
エルフィンは振り返り、 最後に小さく微笑む。
エルフィン
エルフィン
鎖の音が、床に響く。 光の中へ、 エルフィンの姿が消えていった。
カイトは帽子を目深にかぶり、ぽつり。
カイト
ルカは、 ケータイを見つめていた。
ルカ
ルカ
ルカ
――闇の魔王としての道は、 まだ、始まったばかりだった。