テラーノベル
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白石汐凪
白石汐凪
白石汐凪
少しづつ言葉を選んで 気持ちを紡ぐ白石。
ひりりと緊張が駆け巡る。
白石汐凪
白石汐凪
黒尾鉄朗
白石の言葉を ゆっくり頭の中で砕いて、
緊張がほどけた俺は その場にしゃがみ込んだ。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
白石汐凪
白石汐凪
白石はポケットから スマホを取り出すと、
俺と目線を合わせるように しゃがんだ。
白石汐凪
黒尾鉄朗
まだ告白にOKが 出たわけじゃないけど、
少なくとも 悪い返事ではなかった。
それにほっとして、嬉しくて、
俺はニヤける口元を 隠しもせずにスマホを手に取った。
黒尾鉄朗
夜久衛輔
白石汐凪
夕方、校門前。
バスの前で白石は 愛想良く挨拶をした。
バスに乗ろうと踵を返す。
しばらく会えないのは 残念だけど、
連絡が取れるのはよかった。
そう安心したのもつかの間。
白石汐凪
黒尾鉄朗
バスに足を かけていた白石が、
振り向いて俺の方へ走ってきた。
そして耳元に顔を寄せ…
白石汐凪
驚いて固まった俺に 白石は笑いかけると、
バスの中へ 逃げて行ってしまった。
前回のハイタッチといい、
最後の最後で可愛い事を してくるのはズルいと思う。
しかも当の本人は逃げてるし。
黒尾鉄朗
この夏、白石には 振り回されてばかりだ。
次の夏は他校の生徒と してではなく、
恋人として会えるように。
黒尾鉄朗
絶対好きにさせると 恋心にさらに火がついた、
真夏の夕暮れ時。
コメント
6件
うわああああ 可愛い‼️可愛すぎる😍 今日も最高の作品ありがとうございます‼️‼️
黒尾さんが振り回される側なのまじでいいですね。。余裕がありそうで実はないところがまた誠実感溢れてて好き、、、!!🫶🏻💗白石ちゃんも無自覚たらしすぎて尊いです!! じゃんじゃん連絡しちゃってください笑次回も楽しみに待ってます!✨
最高すぎですうう!!!!💓 もう、自分の心臓もバックバクで見てました‼️ 表現の仕方がめちゃめちゃ上手すぎて好きです🐴💞