テラーノベル
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「俺が外に出れば悲鳴が聞こえて。」
「俺だって、怖かった。」
「ヒーロー社会は不公平だ。」
「何もしてねぇ市民だけ守って、被害を与えていないヴィランだけ殺す。」
「それが全部嫌だった。」
「だから、人を殺す。」
「仲間と戦う。」
「フフ。素晴らしいよ弔。」
「前の家ではできなかったことが、全てできる。」
「確かにあいつらは生意気なところもある。」
「けれど、居心地がいい。」
「嫌いではない。」
「黒霧が水を注ぐ音。」
「トガがちぅちぅしたいとか騒ぐ音。」
「荼毘が無言で隣にいること。」
「ミスターが手品を見せてくれること。」
「トゥワイスが騒ぐ音。」
「スピナーがいびきかいて寝る音。」
「全部、騒がしい。」
「荼毘がニヤニヤしながらふざけて」
荼毘
死柄木弔
「みたいな感じで、ずーっと。」
コメント
3件
読み終わりました……。 死柄木の心の内側、すごく重くて、胸が締め付けられるようだった。ヒーロー社会への憎しみと、それでもヴィラン連合の仲間たちとの生活は「嫌いではない」って思えてるところが、すごく切ない。賑やかな日常の描写が、逆に彼の孤独を浮き彫りにしてるみたいで。 もう少しこの世界に浸っていたいって思わせてくれる、いいエピソードでした。続き、楽しみにしてます。