仕事が終わり、家に帰ると 時計の針は20時を回っていた。
別に門限に関しては、最近何も 言われなくなったから良いけど…
玄関に置いてある僕のじゃない 黒くて綺麗なハイヒール。
最近は彼よりも彼女さんの方が 居る方が多い気がする。 …そろそろ潮時かな
女
涼架
女
涼架
扱いは召使いみたいなもんだけど、
僕が台所に立つと、彼女さんは 冷蔵庫から飲み物を出したり 自由気ままに過ごしている。
会話する際、敬語なのは謎だけど、
女
涼架
女
別に殴ってきたりしないから 彼といるよりマシだけど、 なんかモヤモヤする。
そう思って料理を続けてると、 スマホから目を離さずに彼女さんが 話しかけてきた。
女
涼架
別に嫌いじゃないけど、 なんで皆雪の話ばかりするんだろう…
プルルルプルルル
女
涼架
さっきとは別人並に違う声を出してる。
女
女
女
プツッ
涼架
女
涼架
女
「じゃあそういうことなんで」と言い、 彼女さんは家をあとにした。
…ご飯どうすんのよ
現在の時刻は23:00。 そろそろ寝ようかな、なんて考えてると 荒々しい音で玄関が開き、 彼が帰ってきた。
彼氏
涼架
いつもより静かな口調に、背筋が凍る。
彼氏
涼架
しまった…! 彼女さんの分は僕が食べてしまった。 つまり、ご飯なんて準備していない…
僕が黙っていると、察したのか 彼の顔色はますます悪くなり、 こちらを睨みつけている。
彼氏
涼架
髪を掴まれ、持っていたハンガーで 頭を叩かれる。
彼氏
彼氏
「お前さえ居なきゃ」
涼架
普段から言われてる言葉なのに、 今日はやけに胸に響く。
彼氏
彼氏
涼架
彼氏
バキッと嫌な音がして、 僕は馬乗りにされる。
涼架
腕を捻られて、物凄く痛い。
涼架
涼架
殺されるかもしれない、 そう思うと心臓がバクバクして 汗が出てくる。
彼は「お前さえ居なきゃ」と言いながら 僕を殴って、叩いて、痛めつけ続けた。
涼架
彼氏
気がつけば一時間も経っていて、 「お前さえ居なきゃ」は、いつの間にか 「お前が死ねば」に変わっていた。
そんな僕もいつしか泣き声よりも うなり声に近いような声を上げていた。
彼氏
彼は何故か微笑んでおり、 その目には、グチャグチャな顔の 僕が映っていた。
涼架
何かしなきゃここで死ぬ。 せめての思いで僕は声を出した。
涼架
涼架
涼架
涼架
届かない声を、なんとか振り絞り 僕は若井さんの名を呼んだ。
今の僕にはこれしか出来ない。 死ぬ前のせめてもの我がままだから
その時、彼は首を絞めてた手を緩め、 頬をつねって持ち上げた。
彼氏
痛い、もうその言葉すら出なくなった。 僕、もう駄目なのかな…笑
死ぬならせめて、コイツに反抗してから 喉も潰れてカスカスになった声で 僕は言った。
涼架
涼架
彼氏
バンッ
勢いよく床に叩きつけられる。
もう良いんだ。 言いたいことは言ったから。
涼架
彼氏
その後の事はよく覚えてない。 意識がふわふわして目を開く力も 僕には残っていなかった。
唯一覚えてるのは、髪を掴まれたまま 外に出されたことだけ…
どうも主です。 書き方微妙に変わってすみません💦 嫌だったら行ってくださいね。
主
欲張ってゴメンm(_ _)m
コメント
6件
最高です〜!続き待ってます( *´꒳`* )
続きまってるよー
やばい!最高すぎる〜! 続き楽しみに待ってまーす!! 頑張ってください💪🔥