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グク
そう言って抱きついてくるグク。
ドキン、と胸が高鳴るのは いつものこと。
ジミン
グク
ジミン
グク
上目遣いをしてくる君。
惑わされちゃいけない。
そう思いつつ、 僕はやっぱり君に惹かれてしまう。
グク
グク
ジミン
全く、本当に罪な男だ。
ジミン
ジミン
グク
グク
ジミン
また高鳴る胸。
テヒョンアとうまく行ってないのかと 期待してしまう自分がいる。
息が詰まって 何気なく時計を見る。
ジミン
ジミン
グク
ああ、返したくないな。
グガの相手が知り合いじゃなかったら、 奪いに行けていたのに。
お生憎様、 相手は親友のテヒョンだ。
ジミン
ジミン
とんとん叩いても全く起きない。
きれいな鼻筋、 乾燥した唇。
その全てが愛おしくて、 思わず撫で上げてしまう。
ジミン
僕はなんとか理性を取り戻して、 グガを抱っこして テヒョンアの部屋まで連れて行く。
ジミン
本当は連れて行きたくないよ、 好きな人を彼氏に渡しになんて。
ジミン
僕はテヒョンアとグクの部屋の、 ドアを静かにノックする。
テヒョン
テヒョン
テヒョン
慌てて立ち上がるテヒョンア。
部屋の真ん中には
大きなダブルベッド…。
グク
テヒョン
そういうやつなんだ、グクは。
期待するだけ無駄だって、 何回も思い知っているのに。
ジミン
テヒョン
ジミン
ジミン
テヒョン
これ以上この二人を 見ていたくなくて。
僕は足早に部屋を去った。
もう寝よう。
余計なことを考えたくなくて、 布団に潜り込む。
なのに、 いくら目をつぶっても グガとテヒョンアの幸せそうな顔が 浮かんで消えない。
ジミン
恋人がいるグガに恋して、 殆どの夜を泣いて過ごしている。
ジミン
眠れない僕は、 ジニヒョンの部屋に向かった。
ジミン
ジン
ジン
何も言わずに受け入れてくれるヒョン。
ジニヒョンとシュガヒョンだけは、 僕の恋心を知っている。
ジミン
ジン
優しい声で抱きしめてくれる。
ジミン
ジン
ああ、優しいヒョン。
ジンヒョンの香りに包まれて 抱きしめられていると、 ドアから手が伸びてきた。
ユンギ
差し出されたのは、 ホットミルク。
ジミン
ユンギ
そう言って、 ヒョンは静かに部屋を出ていった。
ジン
ホットミルクを飲んだら、 全身の力が抜けていったようだった。
いつの間にか、 僕はジニヒョンの腕の中で 眠っていた。
ジン
腕の中ですやすやと 寝息を立てているジミナ。
起こさないようにそっと ジミナをベッドに寝かせ、 僕もその横に座る。
ジン
ジン
もう苦しんでいるジミナは見たくない。
僕だったら…。
僕だったら、 絶対泣かせないのにな。
To Be Continued….