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文化祭当日
ya
朝から全力の声
ya
hr
ya
腕をぐいっと引かれる
hr
ya
悪びれない笑顔
でもその手は
いつもより少しだけ強く離さない
人混みの中yanくんはさりげなく
俺の手を取る
ya
hr
ya
一瞬だけ真顔になった
射的コーナーで
yanくんは景品を全部
俺にくれた
ya
hr
ya
照れもなく言う
hr
少し人が少ない場所
風が吹く
ya
hr
ya
ya
手が頬に触れそうな距離
俺は息を呑む
ya
ya
ya
ya
どきッと胸が鳴る
俺は目を逸らせない
yanくんはふっと笑って額を軽く合わせた
ya
ya
俺の顔は真っ赤
そしてyanくんは満足そうに
去っていった
そして夕方
遠くから見ていた人がいる
黒いジャケットの袖を握りしめて
urだ
静かな視線が俺を捉える
ur
ur
ur
数日後
図書室
俺は1人でレポートを書いている
向かいの席に音もなく座る影
ur
hr
ur
静かな微笑み
yanくんみたいに派手じゃない
でも視線が、深い
ur
少しだけ意地悪な言い方
hr
ur
嘘をつかない
それがurだ
ペンを持つ俺の手をそっと止める
ur
ur
指先が重なる
逃げ道は作らないのに強引じゃない
ur
耳元に低い声
ur
hr
ur
ur
距離がゆっくり縮まる
額が触れそうなところで止まる
ur
ur
そう言って手を離す
ur
去り際に振り返る
ur
心臓がうるさい
yanくんの熱とurの静けさ
どちらも真剣
俺の心は確実に揺れていた