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リアルセカイ
第1話 終わらない呪い
坂口盛仁
このスマホアプリ面白いなぁ。
田中龍星
あのう。先輩。
坂口盛仁
ん？どうした？
田中龍星
先輩の好きな人。行方不明になったらしいですよ。
坂口盛仁
え……どうして？
田中龍星
知りません。
里山美緒
何話してんの！もうとっくに授業始まってるよ！
坂口盛仁
やべぇ。終わった。
田中龍星
廊下走って行ってもいいですか？
里山美緒
ダメ！
坂口盛仁
あ、俺、近くて良かった。
坂口盛仁
（どうして。あいつが。）
里山美緒
じゃあ、ここを。盛仁くん！
坂口盛仁
はい。1192年で。鎌倉幕府です。
里山美緒
正解！
坂口盛仁
（やった！）
上田信澄
あの。先生！
里山美緒
はい？どうかしました？
上田信澄
村上美月ちゃんって今日、欠席ですか？
里山美緒
それが、分かんないのよ。
坂口盛仁
（美月ちゃん……どこにいるんだ）
坂口盛仁
（呪いだ。また呪いだ。）
用語解説 呪い 盛仁達が1年生の時に起きたスマホアプリを使い、呪わせることが出来る 村上美月がそれの被害者に 1人目だった。 みなも呪いにかからないように。
第1話 エンド
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作品ページ
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