それからはや数日が経った
私は成瀬くん、坂田くんと仲良くなり
クラスでもみんなとそれなりに仲良くやっている
時々、私が人見知りを発動してしまう時は
成瀬くんと坂田くんがフォローしてくれて…
ありがたいかぎり…
両親の喧嘩はこの町に来てから増えた。
学校から帰ってきては、喧嘩ばかりで夜中まで続くことがある
叩かれたり殴られたりされることも多くなった
だから、私は部屋にこもる事が増えた
私が初めてお父さんに叩かれた日
その日から、成瀬くんとの通話は日課のようになっていった
私から掛けなくても、成瀬くんから掛けてきてくれて、
安心はできた。
そして、成瀬くんと近所だってことを思い出すと
お父さんとお母さんの怒鳴り声が成瀬くんの家に聞こえてるんじゃないか…
心配になることがあった
そしてそんなある日…
母
母
父
父
母
父
父
その日も同じ内容で喧嘩をしていた
波瑠香
波瑠香
食べていたご飯を残して、部屋に戻ろうとした
が、
そんなことしたら、叩かれるかもしれない…
私は我慢してご飯を食べ続けた
すると、
母
波瑠香
母
波瑠香
波瑠香
父
父
波瑠香
───もうダメだ…。
波瑠香
波瑠香
母
母の間抜けな声が聞こえたあと、
私は、ガタッと立ち上がった
今まで我慢してきたものが、爆発寸前だった…
波瑠香
波瑠香
波瑠香
波瑠香
母
父
波瑠香
母・父
波瑠香
波瑠香
波瑠香
波瑠香
母
父
波瑠香
波瑠香
波瑠香
波瑠香
私は、流れそうになる涙を我慢して家を出た
バタンッと家のドアを閉めたあと、お母さんたちの声が聞こえた
母
父
母
母
父
家から聞こえる怒鳴り声
私がいなくなっても変わらない…
波瑠香
波瑠香
私は家の前で、力なく笑った
そして、涙を流しながらトボトボ歩き出した
否、歩きだそうとした
───ドンッ
波瑠香
ドンッと誰かにぶつかる
ぶつかった額に手を当てて、一歩下がって目の前を見る
そこには_____…
.
成瀬
波瑠香
成瀬
波瑠香
波瑠香
……To be continued
♡200いったらつづきだします!