シロ
ぼくはシロ。双子の弟。
ぼくは朝がすき。 だって朝は元気がでるじゃない?
あっ、みんなシェアハウスに集まってるかもしれない。
シロはいそいでシェアハウスへと向かいました。
シェアハウスにつくと、
ごま、と、モノクロがいました。
シロ
ごま
モノクロ(ボス)
ごまは優しい声で挨拶しました。それに比べてモノクロは、キリッとした声をしていました。
シロ
挨拶が終わると、シロは自分の席につきました。
シロ
シロ
シロはわくわくしていて、声を張り上げた。
モノクロ(ボス)
それを冷静に対処するモノクロ。
モノクロ(ボス)
ごま
シロ
2匹は興味しんしん。
モノクロ(ボス)
ごま
シロ
モノクロ(ボス)
3匹はボスのモノクロを先頭に、そのビンのある所へ向かいました。
シロ
シロは不安になりました。
モノクロ(ボス)
ごま
モノクロ(ボス)
3匹は話ながら向かっていると、綺麗なビンのある所へつきました。
モノクロ(ボス)
モノクロは声を張り上げて、クゥーン!と鳴きました。
ごま
シロ
3匹はそれを持ち上げようとしますが、手がビンと地面の間に挟まりそうでなかなか持ち上げられません。
モノクロ(ボス)
シロ
ごま
モノクロは姿勢を低くして、ビンに向かって体当たりをしようと走っていきます。すると、ビンに体が当たり、ビンはその威力でかたむきます。
モノクロ(ボス)
モノクロは頭を痛めながら、2匹に合図をします。
シロ
ごま
すると、ビンはふわふわと揺れながら、少し浮きました。
その光景をみて、モノクロは飛び上がります。
モノクロ(ボス)
ごま
シロ
ですが、2匹では重たいようです。
モノクロ(ボス)
モノクロが急いで2匹に協力し、持ち上げると、かなり重かったビンはかなり軽くなりました。
シロ
シロは大喜び。
モノクロ(ボス)
ごま
シロ
3匹は急いでシェアハウスへ向かいました。
ですが、天気がどんどん悪くなってきてしまいました。
シロ
シロは空を見上げます。
モノクロ(ボス)
しばらく歩いていると、空からシズクがこぼれ落ちてきました。
シロ
シロ
シロは大喜び。
モノクロ(ボス)
ですが、モノクロの体力と筋肉は、限界をむかえようとしていました。
モノクロ(ボス)
その結果、モノクロは泥で足をくじいて転んでしまい、美しい毛が汚れてしまいました。
モノクロは2匹の分のビンの重さも背よっていたのです。それで、モノクロは疲れきってしまっていたのです。
シロ
ごま
2匹はモノクロを助けようと、ビンを放そうとしました。
モノクロ(ボス)
モノクロの力の入った声に、2匹は少し驚きました。
モノクロ(ボス)
シロ
ごま
モノクロ(ボス)
モノクロ(ボス)
2匹は瞳に涙を浮かせました。
シロ
ごま
嵐の雨の中、シロとごまの2匹は無事シェアハウスにつきました。
ついた頃には、もう天気は晴れていて、そこらには水たまりができていました。
ですが、運び終わった2匹は、泣きながらモノクロを助けに向かいました。
シロ
ごま
シロは自分を責め続けました。けど、それをごまはなぐさめます。
そのやりとりを続けてると、奥から何かの影が見えてきました。
ですが、お日さまで眩しくて見えません。
シロ
シロ達はけいかいして、動きを止めます。すると、お日さまが少しずつ動いて、その影はなくなります。
すると、そこには、
あの時倒れてしまって動けなくなったはずのモノクロがこちらへ向かって歩いていました。
シロ
ごま
2匹はモノクロに駆けより、ぎゅっと抱きしめてあげました。とても暖かかった。
シロ
ごま
モノクロ(ボス)
モノクロ(ボス)
泣いていた2匹はすぐに笑顔になり、モノクロ達とシェアハウスに帰りましたとさ。
おしまい。