コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
月見 晴翔
刑事
刑事
刑事
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
出雲 治
月見 晴翔
心底嫌そうな顔でそう言うが、しょうがないと割り切ることにした月見は、カメラの映像、つまり証拠を刑事からひったくる。
そして何を察したか、出雲は東向きの窓を開けた。
月見 晴翔
月見 晴翔
刑事
出雲 治
刑事
刑事は顎に手を当て、まじまじと考える。
東向きの窓に、朝日。
そんな些細な事から、何が導き出せるのかと、未だ疑った顔で。
刑事
その反応から、真実に気付いたのか素っ頓狂な声を上げてがばりと頭を上げた。
月見 晴翔
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
淡々と出雲が述べる。
さほど驚いていない様子で。
刑事
月見 晴翔
刑事
刑事
刑事
月見 晴翔
刑事
月見 晴翔
月見 晴翔
刑事
出雲 治
出雲 治
刑事
刑事
月見 晴翔
月見 晴翔
刑事
呆気に取られた表情で、出雲と月見を交互に見る。
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
刑事
月見 晴翔
月見 晴翔
月見 晴翔
刑事
月見 晴翔
出雲 治
刑事
出雲 治
刑事
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
月見 晴翔
刑事
出雲 治
出雲 治
刑事
スッと胸元から名刺を取りだし、出雲へ差し出す。 それに応じて出雲も取り出し、無事交換された。
朝霧 司
出雲 治
出雲 治
くつくつ、と機嫌良さそうに笑う出雲。 そんな出雲を横目に、さっさと帰り支度を済ませている月見。
月見 晴翔
朝霧 司
出雲 治
朝霧 司
楽しげな出雲と、それに続く月見。 朝霧刑事は、結局彼らの背中が見えなくなるまで後ろから見守っていたようだった。
二人並んで歩く暗い道。
もうすっかり日は暮れて、三日月が見えている。
山と言っても麓の方で、少し歩けばすぐ街に出るものだから、それといった危険は少ない。
二人ならば、尚更。
静かな中、先に口を開いたのは出雲の方であった。
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
出雲 治
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
そんな他愛もない話をしながら街へ出た。
ちょうど夕食時でもあるからか混み始めているファミレスだが、難なく席を取れた。
二人でメニューを見て悩み、数分して店員を呼び、注文を済ます。
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
やれやれ、と困った様子で項垂れる月見。
そんな月見を見て、ニコニコする出雲。
そして、その二人を懸念して何も言わずに料理を置いていく店員。
出雲 治
月見 晴翔
月見 晴翔
どこか上の空の月見に、出雲は怪しげに口角を歪めて声を発する。
出雲 治
貴方に言ったこと、とはおそらく「貴方のことをもっと知りたい」という相手が相手なら告白まがいな発言であろう。
月見はそんな馬鹿げたことを言う出雲に心底呆れた、という顔で反論する。
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
ゆっくりと縦に首を振る。
事件の内容はただの自殺。
それでも、それまでの経緯に問題があるのは無視できない。
出雲 治
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
出雲 治
月見 晴翔
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
探偵事務所の二人は、国のためではなく、人のために活動する。
正義のヒーロー、とはいえずとも、受けた依頼はやり遂げるし、解決してみせるという信念がある。
その信念が、出身も年齢も違う二人を結び付け、動かす。
出雲 治
月見 晴翔
出雲 治
出雲 治
相も変わらず人に好かれる笑顔でハキハキとものを言う。
ファミレスにしては洒落ている季節のデザートを頼むために、フロアにいる店員に声をかけた。
__to be continued