『短編集』

御本人様とは一切関係ありません

地雷の人ﾊﾞｲﾊﾞｲ

拡散･通報禁止

桃赤

ﾊﾞﾀﾝ

桃くんが冷たいのはいつもの事

なのに、なのにｯ

なんでこんなに悲しいんだろう

昔はこんなんじゃ無かったのにな、

俺が作ったご飯は絶対食べて くれて、

いつも、ウザいってぐらい ｢好き｣って言ってきて

そーゆー事をする時も、 俺の事を第一に考えてくれて、

そんな、昔の事を思い出す度に

胸が苦しくなる。

俺は、冷めてしまった 1人分のご飯を

ラップを被せ、冷蔵庫に入れた

そんな事が続いたある日

いつも、通り2人分のご飯を 作ろうと、した時、

俺は吐血した。

吐血したにもかかわらず、 俺は冷静だった。

とりあえず、病院へ行こう。

俺は、ご飯を作るために持っていた 材料を直し、

病院へ向かった。

〈赤さん〜

病院に着き、10分程待っていると 名前を呼ばれた。

それから色々、先生と話して

俺は、重度のストレスを 抱えていることが分かった。

それから、精神安定剤とか、 色々と薬を貰い、

俺は家に帰った。

ｶﾞﾁｬ

大丈夫。

これも、いつもの事じゃん。

あぁ、俺、生きてる意味 あるのかな、

俺は自分の部屋に戻って、

さっき貰った薬を全部飲んだ、

途中で吐きそうになったけど

今、吐いたら全部 水の泡になるから、

無理やり、流し込んだ。

視界が揺らぐ。

ｶﾞﾀﾝｯ

俺、椅子から落ちたんだ。

身体が動かない。

いいや、もう。

楽になろう、

俺は、眠りについた。

あぁ、凄い幸せ

最初から、こうして おけばよかった。

…ｯか

赤ｯ！

へｯ…

目の前には目に涙を溜めている 桃くん。

後、もうちょっとで 桃ちゃんと永遠に居れたのに、

俺は､桃くんに抱っこされて、

トイレまで連れていかれた。

俺がそう言うと

俺に、｢ごめん｣なんて言いながら、

俺の喉に指を入れ来た。

だめｯ、吐いちゃうｯ

せっかく、飲んだのに

吐き気が止まらないｯ

結局俺は、全部吐いてしまって、

あぁ、俺、だめだなぁ

あんな事されても、 やっぱり桃君の事を嫌いになれない

俺は、あの時の自分の選択が 間違ってなかったともう。

週３で運動会があったりするけど

今はとっても幸せだ。

今日も夜の運動会が始まる。

いつも没だけどいつも以上に 没だね。