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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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先生

シアさん、私たちの学校へようこそ

先生

日本から来たのね?おばあさんから話は聞いているわ。

雫愛(しあ)

よろしくお願いします先生。

先生

クラスなんだけど、誰か一緒になりたい子とかはいる?

先生

居なければ。。。

준호(ジュノ)

ちょっと、待って先生

雫愛(しあ)

え、ジュノくん

준호(ジュノ)

僕のクラスに来ない?

雫愛(しあ)

じゃあ、先生、そうすることにします

先生

はい。じゃあクラスAね。

先生

ジュノ、案内してあげてね。

준호(ジュノ)

はい!

한성(ハンソン)

ちょっと、ジュノ、どこいってたんだよ

준호(ジュノ)

ああ、ちょっとね

先生

皆さん。今日は転校生を紹介するわね

先生

日本から来たシアよ。
仲良くするのよ

雫愛(しあ)

シアと言います。
お母さんがハーフで
韓国を少し話せます。
お願いします。

先生

自由席なので、自由に座ってね

준호(ジュノ)

(ここここ!)

ジュノが大きく手を振る。

先生

はい。放課にします!

준호(ジュノ)

シア。!

최리(チェリ)

ねぇねぇ、

雫愛(しあ)

えっと

최리(チェリ)

私、チェリっていうの

최리(チェリ)

私も3ヶ月くらい前に転校してきたばっかりで。。。

최리(チェリ)

よかったら仲良くして欲しいな

최리(チェリ)

私、韓国人だけど将来は日本で働きたいんだっ!

雫愛(しあ)

そうなの!?
チェリちゃん応援するね!

준호(ジュノ)

ちょっと〜
チェリ、俺が先に呼んだんだけど

최리(チェリ)

え、知り合い?

최리(チェリ)

もしや、ジュノにも彼女の予感。。

雫愛(しあ)

えっ、そんなんじゃ。

준호(ジュノ)

そうなるといいんだけど(((ボソッ)

雫愛(しあ)

えっ?何か言った?

준호(ジュノ)

なんでもないよ

준호(ジュノ)

それより、お昼一緒に食べない?

최리(チェリ)

え〜シアは私とたべるの!

한성(ハンソン)

おい〜ジュノ〜
俺はどうなるんだよ〜

雫愛(しあ)

あの、良かったらみんなで食べない?

준호(ジュノ)

まあ、いいよ

최리(チェリ)

行こー!

한성(ハンソン)

俺はジュノのとなりっ

준호(ジュノ)

お前なぁ、どうせ事務所も同じなんだから毎日嫌と言うほどみてるわ

雫愛(しあ)

えっ

あっ!! 気づかなかった。 ということは

雫愛(しあ)

ハンソンって、あのハンソン!

한성(ハンソン)

そうそう!知ってるんだね!
Ftenのハンソンだよ

최리(チェリ)

なんかうちのクラス集結してるよね

なんか、

すごい学校に来ちゃった。

芸能人がいる。 クラスに。 なぜか 隣にふたりも

최리(チェリ)

日本にはいなかったの?

雫愛(しあ)

芸能人やアイドルは
大人がおおいからね

준호(ジュノ)

そうなんだ

준호(ジュノ)

ねぇシア
日本語おしえてよ

최리(チェリ)

私も教えて欲しい!

한성(ハンソン)

おれも

雫愛(しあ)

突然言われてもね
何教えればいいかな。。

준호(ジュノ)

俺シアって文字かけるようになりたい

雫愛(しあ)

え、べつにいいけどなんで。。

한성(ハンソン)

攻めるね〜ジュノ珍しいじゃん?

준호(ジュノ)

黙れよっ⸝⸝

최리(チェリ)

シア!私おしえてほしいのある!

최리(チェリ)

좋아해요ってなんていうの?

雫愛(しあ)

좋아해요。なら

雫愛(しあ)

‪ꪔ̤̮すきです。かな

최리(チェリ)

スキですかぁ
なんかかわいいね!

雫愛(しあ)

韓国語のが可愛いと思うけどな

준호(ジュノ)

うん可愛いシア

雫愛(しあ)

えっ

준호(ジュノ)

いやなんでも

한성(ハンソン)

(やってんなぁ)

최리(チェリ)

(やってんなジュノ)

先生

授業始めるわよ〜

生徒がみんな席につく

お昼後の授業はずっとジュノの隣で受けていたシア。

준호(ジュノ)

あ、ここ違うよ

雫愛(しあ)

あほんとだ

준호(ジュノ)

🙂にこ

♡꙼̈

雫愛(しあ)

(なにいまの)

雫愛(しあ)

(どきっとした)

先生

はーい!
今日の授業は終わりっ
気をつけて帰ってねー

雫愛(しあ)

(あ、帰りはタクシーできてねって言われてたんだった。)

최리(チェリ)

シア、何で帰るの?
車?迎え?
私はバスなんだけど。

한성(ハンソン)

俺もバス

준호(ジュノ)

おいハンソン、マネージャーからバスはばれるから駄目って言われてるだろ

한성(ハンソン)

え、チェリと話して帰るの楽しいのに

준호(ジュノ)

そういう問題じゃないじゃん

雫愛(しあ)

私はタクシーで帰るよ!

雫愛(しあ)

みんなじゃあね

준호(ジュノ)

待って俺も行くよ
送ってく。俺もタクシーだし

雫愛(しあ)

そう?
じゃ、いこう

雫愛(しあ)

ここで大丈夫!

준호(ジュノ)

え、ここショッピングモールだよ?

雫愛(しあ)

うん。おばあちゃん家ここから近いの

준호(ジュノ)

あ、あのさ

雫愛(しあ)

준호(ジュノ)

明日も俺の隣座ってくれない?

준호(ジュノ)

いい?

雫愛(しあ)

。。。?
いいよ!

雫愛(しあ)

またあしたね!

2人は毎日同じ道を通い 同じタクシーで帰った 隣に座り 大分仲良い男女になって 2ヶ月がすぎた

준호(ジュノ)

はぁ。。

雫愛(しあ)

どうしたの?

준호(ジュノ)

ちょっと相談してもいい?

雫愛(しあ)

私に話して晴れるといいんだけど
楽になって欲しいよ
聞くよ?

준호(ジュノ)

俺、Ftenとして活動してて
誰にも言えてない悩みがあるんだ

준호(ジュノ)

ずっとずっと心の中にためてたけど
シアになら話せそう。

雫愛(しあ)

よかった

준호(ジュノ)

俺さ、自分がほんとにリーダーに向いてるのか。考える時があるんだ。

준호(ジュノ)

しかも、自分は悪口とかにも元々つよいほうじゃないからきにしちゃうんだ

준호(ジュノ)

意外でしょ?
いつも平気にしてるのに

雫愛(しあ)

人間なんだから、当たり前だよ

雫愛(しあ)

経験しないと分からないことなんだろうけど、気にしないでね!
私がいるから!

(ジュノ側) やっぱ俺、シアが好き

数日後

先生

明日からお楽しみの
宿泊学習です

先生

今からグループを決めて!
ちなみに隣町の学校も一緒だから
そのへんよろしくね!

준호(ジュノ)

絵。じゃあ승민(スンミン)と태오(テオ)
も一緒じゃん。やった

先生

部屋は隣の学校とうちの学校二人づつ

先生

男女別だけど部屋を隣にしても構わないわ。楽しんでくれればいいわ

준호(ジュノ)

ハンソン、ちょっとこっちきて

2人は隅っこによって行ってしまった

최리(チェリ)

ねぇねぇシア

최리(チェリ)

私。一緒にいってもいいかな?

雫愛(しあ)

私、まだ友達はチェリしかいないよ

雫愛(しあ)

チェリのこと、めっちゃ好きだし、行かないわけないじゃん♡꙼̈

최리(チェリ)

ほんと!?ありがとうシア
大好き〜

ササッと隅によっていった2人の会話

준호(ジュノ)

なあさ

준호(ジュノ)

ハンソンおまえ

준호(ジュノ)

チェリのこと好きなんだろ?

한성(ハンソン)

え、そんなわけ

한성(ハンソン)

ない。。。じゃん

준호(ジュノ)

あ、またやった

준호(ジュノ)

手を握るくせ嘘つくと

한성(ハンソン)

バレないようにしてたのに。。

한성(ハンソン)

てかさお前は!?

한성(ハンソン)

シアが好きなんじゃないの?

준호(ジュノ)

いやそれは。。

준호(ジュノ)

俺。シアのこと守ってあげられないと思うんだ。

준호(ジュノ)

好きだよ。シアが

준호(ジュノ)

でも守ってあげられないから

한성(ハンソン)

また。
あの後輩の?

준호(ジュノ)

そうだね。
俺はまだ未熟なんだって。

준호(ジュノ)

でも。
近くにいたいんだ

한성(ハンソン)

なあ。
きっと大丈夫だって。
テオとかスンミンだって彼女いるじゃん。事務所だってNGだしてないんだし

준호(ジュノ)

俺、今度の宿泊学習で
距離縮めたいんだ

普通の私と人気な君

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