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風雅が本気で警戒するほどの状況... どうなるんだろう... 続き待ってます。
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紅優
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紅優
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広場。
空気が軋む。
人影の周囲から黒い歪みが広がっていた。
まるで。
まるで現実そのものを侵食するように。
白狐 颯
胸の鼓動が収まらない。
さっきの感覚。
《透過》
無意識だった。
どうやって発動したのかも分からない。
なのに。
人影は確かに警戒した。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
樹は小さく笑う。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
何も言い返せない。
図星だった。
龍樹 琥珀《葬列》
灰渕 博《静界》
紫苑 陸《虚路》
全員に止められる。
だが。
風雅だけは黙っていた。
そして。
前を見たまま口を開く。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
全員の視線が集まる。
白狐 颯
沈黙。
紫苑 陸《虚路》
白狐 颯
白狐 颯
説明しながら思い出す。
あの感覚。
あれだけ異質だった。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
分からない。
いや。
違う。
思い出せる。
白狐 颯
白狐 颯
全員が振り返る。
崩れた時計塔。
その中心。
瓦礫の山。
龍樹 琥珀《葬列》
紫苑 陸《虚路》
白狐 颯
灰渕 博《静界》
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
少しだけ空気が和らぐ。
だが。
その直後。
人影が動いた。
ズンッ────
広場が震える。
ズンッ────
また一歩。
今度は後退では無い。
時計塔へ向かっている。
紫苑 陸《虚路》
緑龍 風雅《白夜》
もし核が時計塔なら。
あれが接触した瞬間。
何が起こるか分からない。
緑龍 風雅《白夜》
静かな声。
次の瞬間。
風雅が消えた。
白狐 颯
速い。
今までで一番速い。
一瞬で人影の前へ出る
そして。
刀を振る。
轟音。
地面が割れる。
衝撃が広場を吹き飛ばす。
人影が大きく後退する。
赫鞘 樹《赫災》
龍樹 琥珀《葬列》
琥珀の表情は険しい。
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
その意味を理解するより早く。
瓦礫の中心から。
黒い光が漏れた。
灰渕 博《静界》
紫苑 陸《虚路》
瓦礫が崩れる。
そして。
そこにあった。
黒い球体。
人の頭ほどの大きさ。
だが。
見た瞬間に分かる。
異常だ。
存在してはいけないもの。
白狐 颯
胸が痛む。
身体が反応する。
今までで一番強く。
まるで。
「あれを知っている」
そう言われているみたいに。
緑龍 風雅《白夜》
鋭い声。
颯はハッとする。
いつの間にか。
球体から目が離せなくなっていた。
黒巌 凛《灰霞》
通信が突然入る。
桃園 天音《灯火》
赤橙 唯《蒼祈》
ノイズ混じりの声。
その瞬間。
黒い球体に。
ヒビが入った。
パキッ────
誰も動かない。
動けない。
嫌な予感だけが広がる。
そして。
二本目のヒビが入る。
緑龍 風雅《白夜》
静かな声。
だが。
今までで一番重かった。
第一席が。
本気で警戒している。