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今日は、沙紀と貴久と一緒に登校する日。

なのに………

起きたら待ち合わせの10分前!

とりあえず、歯磨きと、制服に着替えて、 ダッシュする。でも………

沙紀

遅い!5分遅刻!

増田

まあいいじゃん。

沙紀

だめ!貴久は○○に甘い!

増田

沙紀が、○○に厳しいんだろ?

沙紀

厳しくないよ!愛だもん!

増田

愛なら俺の方があるし!

沙紀

まあ、貴久は、
○○のこと好きだもんね

増田

だから、
俺の方があるってことで。

なんだかんだ仲いい二人を追いながら、 貴久の横に並ぶと。

増田

あれ、今日すっぴん?
ついでに、髪の毛………
さては寝坊したな笑笑?

○○

そんなジロジロ見ないでよ………

増田

いいだろ。好きなの。
お前のスッピン。
俺はすっぴんのほうが好きなんだ
けどな

○○

別に貴久の為にしてるわけじゃ
ない!

増田

じゃあ誰のためにしてるんだよ?

○○

………………

増田

やっぱ俺の為だろ?笑笑

なんか、話題変えよ。

○○

そういえば、
今度の練習試合応援しに行くか
らね!頑張ってね!エース!

増田

ありがとな。

って言った貴久の手は私の頭を撫でて、 それからその手は私の手を取る。

だから………

女子

ねえ、
増田くんの本命ってあの人?

女子

えっ?普通じゃない?

女子

私の方が可愛い自信あるわ笑笑

貴久と一緒にいたら陰口言われるのなんて慣れた。慣れたけど………

やっぱり言われていい気持ちはしない。

○○

私ってそんな魅力ないかな………

はぁ、と漏れるため息。

増田

気にすんなって。
お前のいいところは俺が十分知ってんだから。
だからあいつらに言わせとけばいいのそれでよくね?

ありがと。たまにはいいこと言うじゃん。

なんだか涙がでそう………

増田

おい、
泣いてんのかよ笑笑可愛いな

○○

うるさいバーカ!!

そのとき………

愛未

おはよう。○○ちゃん。

そのとき声をかけられたのは一番会いたくない人。そう、愛未ちゃん………

どうしたらいいかわかんなかった時………

増田

ごめんちょっとこいつ借りるね。

って言ってくれた貴久。

つづく…

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