司
君の仕業だよ
八尋寧々
え、?
八尋寧々
それってどういう…
司
君さぁ昨日の夜、普のこと考えてたでしょ!
八尋寧々
まぁ…
司
だからだよ!
司
いつもは花子さんとしても普だけど
司
昨日は普のこと考えてたんでしょ?
八尋寧々
でも
司
だーかーらー!
司
君が花子さんを考えれば普は花子さん、
司
君が普のことを考えれば普
司
だからごちゃごちゃになってるんだよ
八尋寧々
でも、どうして私が考えただけでそうなるの!
七峰桜
きっとカミサマに相当気に入られているみたいね
七峰桜
それかカミサマの何らかの手違いでそうなったのか
司
だからね、
司
今、この世界の主導権を持っているのは
司
カミサマじゃない
君なんだよ
八尋寧々
え、
八尋寧々
じゃ、じゃあ!どうしたらこれがなおるの!
司
わかんなーい!
八尋寧々
え〜…
八尋寧々
七峰先輩は!
七峰桜
…私からは何も言えないわ
七峰桜
とにかく、その原因を突き止めることが今の貴方の役目ね
七峰桜
その間に花子さんを考えるか普を考えるか
七峰桜
それがごちゃごちゃになるとまたこういうことが起きるから
七峰桜
その辺は自分で考えながらってところかしら
司
サクラ
七峰桜
…
七峰桜
ごめんなさいね
七峰桜
それでは…
八尋寧々
あ、ちょっと!
ガチャン
八尋寧々
閉まっちゃった…
日向夏彦
いや〜閉められちゃいましたね
八尋寧々
え?
日向夏彦
あ!どうも
八尋寧々
貴方はどうしていつも
日向夏彦
これもお嬢の愛情表現…!
八尋寧々
…
八尋寧々
そうですね
日向夏彦
それじゃ!(😉)
次の日
八尋寧々
花子くん!
花子くん
おー何か分かったー?
八尋寧々
それがね…
事情を説明しました
花子くん
なるほど…
花子くん
でもどうしてそんな力がヤシロにあるんだ、?
八尋寧々
それが分からないのよ
花子くん
カミサマが関係しているのか…?
八尋寧々
だったらきっと七不思議も関係してるのよね
花子くん
じゃあみんな集めてみる?
みんな集めました
花子くん
それでは!これから会議を…
蒼井茜
なんで僕だけなんですか
蒼井茜
カコとミライは!
花子くん
いやぁ…俺が呼んでも来なかったから…
蒼井茜
はぁ
土籠
俺もまだ仕事が
花子くん
ダメー!
ヤコ
私だって!
八尋寧々
ヤコさんお願い!
シジマさん
どうして私も呼ばれたんですかぁ?
三葉惣助
ねぇ、僕もトイレは嫌なんだけど…
源光
ミツバはトイレにいると一緒だろ!
三葉惣助
違うわ!
三葉惣助
トイレの鏡なだけだから!
三葉惣助
しかもトイレだけじゃないから!
花子くん
はいはい皆様せいしゅくにー
花子くん
それで、
事情を説明しました
花子くん
何か知ってることとかある?
シジマさん
前も言いましたが私は知りませんねぇ
土籠
俺も知らんな
ヤコ
私も
三葉惣助
僕もそんなの聞いたことない
蒼井茜
というかそもそも
蒼井茜
そんな解決策なんか考えなくたっていいじゃん
蒼井茜
八尋さんが七番様のことを考えていれば済む話で
花子くん
たしかにー!
花子くん
じゃあそれで!
花子くん
かいさーん!
八尋寧々
え、え、え、?
花子くん
だから、ヤシロは俺のこと考えてればいいの!
八尋寧々
でも、本当にそれでいいの?
花子くん
大丈夫だって!
花子くん
それならきっといつも通りだよ!
黒杖代
八尋寧々
あれ?
八尋寧々
また来た
花子くん
うんうん
花子くん
着いてきてだって
八尋寧々
分かった
黒杖代
黒杖代
司
おかえりー!
司
あ!来たぁ!
八尋寧々
えっと、司くん?
司
つかさくんだよ!
八尋寧々
何か用があったの?
司
うん!
司
さっきこのままこの世界を放置するつもりでいたでしょ?
八尋寧々
まぁ…
司
それダメだよ!
八尋寧々
なんで?
司
だってあと少ししたら
司
この正解は
消えちゃうんだもん!
八尋寧々
え、?
司
君も普も俺も!
司
みーんなバイバイだよ
司
彼岸も此岸もなければそこを繋ぐ境界だってない!
司
そうすれば怪異もぜーんぶいなくなる!
司
もう、普と会えなくなるんだよ?
司
まぁいっか!
司
君には関係ないもんね!
八尋寧々
か、関係ある!
八尋寧々
どうすればいいの?
司
うーん
司
おしえなーい!
司
考えてみてねー!
八尋寧々
ま、待って!
ガチャン
八尋寧々
あ、閉められちゃった…
事情を説明しました
花子くん
そうなんだ…
花子くん
そういえばその話って司から?
八尋寧々
うん
花子くん
…何か知ってるのか…?
八尋寧々
どうしたの?
花子くん
なんでもない
花子くん
とりあえず、どうすればこの世界が助かるのか考えなくちゃいけないね
花子くん
そもそもどうしてこんな風になってるのか
花子くん
それさえ分かればいいんだけど…
八尋寧々
もしかして七不思議の依代が関係してるとか…