一階のパーティーホール
咲夜
どうぞ此方の広場でお待ちください
咲夜
深爺タカワ
扉が開きその部屋には僕以外にも5人の参加者がいた
その中には、新聞屋、歴史の教師、動かない大図書館もいた
魔理沙
深爺タカワ
魔理沙
魔理沙
魔理沙と呼んでいいぜ
僕は魔理沙という名前を聞いて思い出した 「悪霊」が自慢げに自分の弟子を話していた事
そして多分、その弟子は魔理沙の事だろうと僕は確信した
深爺タカワ
深爺タカワ
僕が軽く自己紹介をすると新聞屋がこっちに来た
射命丸
ちょっとインタビューをしたいのでお時間いただいても?
魔理沙
魔理沙と射命丸は部屋の端の方に行った
阿求
深爺タカワ
阿求
お陰で大切な巻物を取り返す事が出来ました
阿求
私のお気に入りの団子屋に来られますか?
深爺タカワ
お礼金だけで大丈夫です
阿求さんと話していた時 青服に青のメッシュが入った銀髪の女性が近づいて来た
慧音
深爺タカワ
慧音
改めて上白沢慧音、慧音と呼んでくれ
深爺タカワ
聞いていたのですが本当ですか?
慧音
深爺タカワ
いつの日か貴方の授業を受けてみたいですね
慧音
深爺タカワ
空気を読んで少しの間 魔理沙たちのところに行っていた 阿求が帰ってきた
阿求
言った所かしら
深爺タカワ
レミリア
レミリアの声が聞こえたと思ったら部屋が暗くなった
深爺タカワ
慧音
阿求
深爺タカワ
がそうさせたのかどっちかだな
レミリア
レミリア
当館までお越し下さり
レミリア
レミリア
レミリア
この私…
レミリア
レミリア・スカーレットの事なのです‼︎
部屋には沈黙しかなかった
レミリアは恥ずかしかったのか 少し頬を赤くした
レミリア
口上はこのぐらいにして
レミリア
レミリア
この館の主である私とゲームをして貰う為よ
レミリア
さっきまで、射命丸と話していた 魔理沙がいつの間、阿求の近くにいた
魔理沙
笑えない冗談には流石の私も付き合えねぇぜ
レミリア
何も本気で命を取るわけじゃないわ
深爺タカワ
レミリア
これはゲームよ
レミリア
レミリア
「陸の孤立」と化すわ
レミリア
レミリア
「全員殺される」か「犯人を言い当てる」かすればゲーム終了
レミリア
パチュリー
面倒くさいと思うけど付き合ってあげて頂戴
パチュリー
結果これなのよ
レミリア
阿求
阿求
レミリア
勝者に褒美を与えるくらいの気概はあるのよ?
レミリア
「私の能力を1日使える権利」を差し上げるわ
射命丸
射命丸は、手帳にレミリアが言った事を書き込んでいた
レミリア
私の「運命を操る程度の能力」を
一日好きに行使して良い権利って意味よ
魔理沙
レミリア
レミリア
慧音
レミリア
レミリア
皆そう呼んでいるんですって?
魔理沙
魔理沙がそう言うとレミリアは一枚の紙を見せた
レミリア
魔理沙
レミリア
という条件であの女には了承を得ているわ
レミリア
魔理沙
レミリア
なぜか、僕含む全員がそれだけには納得した
咲夜
咲夜がレミリアに何かを伝えていた
レミリア
咲夜
レミリア
ルール ・そのⅠ: 制限時間なし。 ・そのII: 外部への連絡、及び犠牲者となった際のゲーム渉は禁止とする。 ・そのⅢ: 参加者が2名以上残る場で犯人を当てた場合、ゲームは参加者の勝利で終了する。 ・そのIV: 犯人と参加者が同一人数となった場合、ゲームは犯人の勝利で終了する。 ・そのⅤ: 参加者は己が生きている(犠牲者とならない)限り、己の能力を使って推理を行って良い。 ・そのVI: 能力を戦闘、及び犯人に襲われた際の抵抗として使用してはならな い。 ・そのⅦ: 犠牲者とならない為に「自衛としての能力使用」は許可とする。
レミリア
楽しそうでしょう?
阿求
ですが、いくらあなたが
ミステリーに、傾倒してしまったとはいえ
随分と大がかりな事をするんですね
阿求
レミリア
レミリア
再び夜を取り戻したがっている
レミリア
数秒だけだったが、僕の事をじっと睨んできた
レミリア
この館にいる間は何の不自由もさせないわ!
レミリア
奏でる音楽に心躍らせ
レミリア
レミリア
哀れな犠牲者が見つかるその時まで
レミリア
ごきげんよう
そう言ってレミリアは、霧の様に消えていった