/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
優斗
よう！久しぶり！
優斗
元気にしてたか？
亜門
久しぶり……ゴホ！ゴホッ！
優斗
どうした？風邪か？
亜門
嗚呼、今家で寝てるとこ
優斗
風邪引くとは珍しいな
亜門
友達も風邪引いてたから多分移った
優斗
きおつけろよ
亜門
うん
優斗
そう言えば最近、近所で通り魔事件が多発してるらしい
亜門
何だそれ
優斗
何でも突然部屋に入って来て後ろからロープで首をギュッ、といくらしい
亜門
何それ
亜門
気づくだろ普通
亜門
まぁ、俺なら即返り討ちにしてやっけどな
優斗
返り討ち？
優斗
言うねー、そんなマジキチ相手に？
亜門
余裕っしょ！
優斗
この前、誰かと一緒に出掛けてただろ？
亜門
え、誰と？
優斗
誤魔化しても無駄だぞ、お前彼女いるだろ
亜門
いねぇし
優斗
誤魔化すなよ
亜門
本当だって、あいつはただの友達だし……
優斗
本当に？
亜門
嗚呼、本当だ
優斗
じゃあ、そうしとく
亜門
まだ疑ってるなあ
亜門
って言うか俺には……ゴッ！ゴホッ！ゴホッ！ゴホッ！！
優斗
おいおい、大丈夫かよ？
亜門
……………わりい、大丈夫大丈夫
亜門
風邪酷くなってきた
優斗
大丈夫か？声変わってんぞ
亜門
嗚呼……
亜門
ところで、今度おまえんち行きたいんだけどさ
亜門
道教えてくんない？
優斗
おいおい、何回も来たことあるだろ？
亜門
忘れちまった
亜門
住所教えてくれたら行くよ
優斗
しょうがねえな
優斗
✕✕✕✕町✕✕✕✕番地な
優斗
もう、忘れんなよ
亜門
分かった今度必ずいく
亜門
ついでにドーナツも持って行くよ
優斗
ありがとう
優斗
用事があるからそろそろきる
亜門
分かった
優斗
安静にな
亜門
嗚呼
解説
亜門は電話中に殺されている
声が変わったのは、亜門を殺した犯人が変わった為
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
