ゆっき
緑
橙
橙
ふわり香る金木犀に
緑
「懐かしいね」と笑う君
出会った頃と同じように
確かに感じる温もり
緑
橙
いつもと何も変わらない
楽しそうに話す君は
緑
橙
静かな白いあの部屋で
緑
命を告げられた
緑
いずれ4んでしまうなんて
橙
そんな事わかってるよ
緑
でもどうしてだけが消えずに胸に
橙
刺すんだ
緑
橙
君じゃなちゃダメなの?
今じゃなちゃダメなの?
緑
君が笑うから
橙
僕も笑うしかないじゃないか
橙
緑
僕の命を半分あげよう
緑
二人で仲良く早めに4んじゃって
橙
緑
来世で待ち合わせしようか
緑
橙
そんな夢ですら見れない
そして四季は息を潜めて
緑
橙
少しずつ笑顔を奪う
眠ってしまうのが怖くて瞬きすらも怖くて
橙
昔見たお話は最後に魔女が出てきて
全て元通りにみんなが幸せになる
緑
ほら君が好きな映画も
僕が読んだ漫画も
橙
悲しい場面で終わりなんて見たことなんかないよ
橙
緑
僕の命を半分あげよう
緑
緑
そんな言葉は辛いだけじゃないか
橙
緑
神様これが試練ならば
橙
緑
僕には無理ですどうか助けて
戻れない時の中
緑
君は
夜空の星になって
昨日見たニュースでは誰かが56されて
簡単に消えてしまう人間がばからしくなって
それでも最期(最後)に君は
緑
「生きて」と言ったんだ
橙
橙
僕の命を全部あげよう
橙
そうか、僕もそっちへ逝こう
緑
僕の命なんてもういらない
君と一緒に過ごしていたかった
来世なんかなくていいから
橙
お願い
どうか帰ってきてよ、ねえ
冷たい風が背中を押す
緑
影に君が見えた気がしたんだ
橙
大好きな君が好きな僕
橙
緑
君がいなくてよ少しずつ生きるよ
~僕の命を半分あげよう
~完~
コメント
9件
感動した😭👏✨
うわぁゲーム組だ!凄い…
曲パロ