お前とは"友達"だから

―jh side

俺はいじめを受けてから飲まず食わずの日が続いた

こんな時にあいつがいればな……とか思っても俺には無理な話だ。

お陰で体重も減って寝れない日が多くなった

そういえばこいつ今日泊まる事忘れてたな……

いくら心配だからって彼女ほっといてそれはやばいだろ……

そう言って渡されたのはコンビニで買ってきたと思うサンドイッチ。

久しぶりに色鮮やかな食べ物を見たような気がした

"友達"

そうか、俺達は"友達"か

友達以上の関係になったら

もう二度とこの関係になれないもんな

今日は久しぶりによく寝れた気がする

あいつが俺と一緒に寝てくれたから

きっと俺の心も安心したんだろう

―朝

そう言ってなむじゅなは俺の家から出た

俺はこんな他愛のない会話もドキドキしてしまう

今度こそ想いを伝えよう。

そう決めた

―nj side

今日は△△さんの本性を暴く。

俺の友達……いや

好きな人を退学に追い込むまでいじめたんだ。

それなりの制裁をしないといけない

もちろん告白なんかじゃない

制裁をするんだ

これが終わったら俺はほそがに想いを伝えるんだ

放課後

そう言って俺はほそががいじめられている動画を流した

―△△ side

昨日言ってた事……どういう事？

机には花瓶が置かれていた

言おうとした時なむじゅん君が丁度登校してきた

私は藁にもすがる思いで聞いた

私は何も言えなくなった

そして私はこの事が全校生徒にバレ、私は停学処分を受けた

―jh side

△△さんに虐められたことを知ったなむじゅなはあいつに復讐するって言ってた

今思うとあいつは裏で作戦を練るやつだからとんでもない事してそうな気がする

そう言っていたら丁度インターホンが鳴った

こいつ彼女いんのにこんなに家来てもいいのか？

そう言って俺はベットに押し倒された