この作品はいかがでしたか?
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コメント
9件
こういう系めっちゃ好きです‼️ しかも、いわふかだし‼️ いわふかの話もっと見たいです‼️
めちゃめちゃ良かったです!
雫玖
雫玖
雫玖
朝。
岩本照
岩本照
時計の針は7:10を指していて 家を出る時間は7:30である。
岩本照
岩本照
斉藤 遥琉
斉藤 遥琉
岩本照
岩本照
岩本照
松田 健
松田 健
岩本照
松田 健
松田 健
岩本照
松田 健
松田 健
そう言って同僚は俺の肩を叩く。
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
俺の恋愛対象は男だ。 …それはバレないように 隠している。
岩本照
斉藤 遥琉
松田 健
岩本照
斉藤 遥琉
岩本照
斉藤 遥琉
そういうと 大量の資料を岩本の机に置く。
岩本照
斉藤 遥琉
斉藤 遥琉
岩本照
斉藤 遥琉
斉藤 遥琉
岩本照
斉藤 遥琉
斉藤 遥琉
岩本照
岩本照
腕時計を見ると 時計の針は20:00を指していた。
岩本照
帰る支度をし始める。
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
誰だこの人…。
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
甘い香水の香りを漂わせながら 岩本の方へ近づくと お菓子を渡してくる。
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
小走りで去っていくが 途中何も無いところで躓き 転けかける。
岩本照
危なっかしい人だな…
岩本照
貰った菓子を思い出せば 鞄から取り出し 袋を開け、口へ放り込む。
岩本照
岩本照
言われた通り、オレンジ風味で 少しオレンジの苦味もあり クッキーの甘さが合わさって すごく美味しい…。
岩本照
岩本照
また明日会えたら 聞いてみよう。
翌朝。
岩本照
岩本照
重たい瞼を必死に開け その目を擦りながら 仕事に行く支度をする。
岩本照
斉藤 遥琉
斉藤 遥琉
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
斉藤 遥琉
疎らに社員が集まり始める。
斉藤 遥琉
斉藤 遥琉
その声と同時に 新人だと呼ばれる彼の方へ向く。
深澤辰哉
…え?
深澤辰哉
深澤辰哉
パチパチパチッ👏
斉藤 遥琉
岩本照
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
深澤辰哉
名を呼ばれて嬉しそうに微笑むと 自席に座り仕事をし始める。
…変なやつ。
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
俺の仕事渡しとこ…
岩本照
深澤辰哉
あ、同じレベルの同じような 仕事だからパワハラしたとか 言わないでね…?
岩本照
深澤辰哉
…資料確認する限り 完璧に終わってる…
こいつなんなんだ…
そう言って岩本の仕事を 終わらせていく深澤をチラリと見る。
深澤辰哉
視線に気づけば こちらを向いて困惑ながら ニコッと微笑む。
岩本照
日が落ち始める前に 終わるとか一生有り得ない と思ってたのに…
もう終わってしまった…
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
…なにこれ、 初々しいカップル みたいな会話。
岩本照
岩本照
深澤辰哉
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
岩本照
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
その言葉に釣られて 岩本は空を見上げる。
岩本照
空見上げるなんて いつぶりだっけ…
君に出会うまで 空を見上げる ことさえ忘れてた。
夕陽がいつだって僕らを 照らしてた。
そんな当たり前なこと 忙しすぎて忘れてたな。
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
数日後。 オフィス。
岩本照
松田 健
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
松田 健
深澤辰哉
松田 健
松田 健
岩本照
松田 健
深澤辰哉
岩本照
松田 健
岩本照
松田 健
岩本照
深澤辰哉
深澤は''気にしてないよ''と 子供かのように 無邪気に微笑む。
笑顔かわい…
辛い時にはね 君を思い出すと 頑張れてしまう
気がする…。
どうか君もそうであって くれますように。
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
岩本照
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
ネットで『🔍如月屋 社長』と 調べると「深澤 英樹」と 表記されており、 深澤に似た少しシワのある 男の人が写っている。
※父の名は本当のふっかさんのお父様の名前とは全然関係ありません。
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
ドキッ…
Step by step 甘い恋が
胸を叩いてる音がする。
何だこの気持ち…。
もしかして、辰哉の事 好きになってる…?
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
君が好き。
好き好き
って事実を
いつか伝えなきゃな…
ま、また嫌われて避けられる だけだけどな…
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
なぁ辰哉。
このオレンジ色の空の下で
告白してみたらどういう 反応するのかな…
もう、このオレンジ色に染まる この公園は辰哉と俺だけの場所。
伝えるよ。
いつかきっと この気持ちを。
数ヶ月後…。
オフィス。
…最近、辰哉にすごく 見られてる気がする。
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
ずっとこんな感じ。
見つめられてると思って そっち向いたら すぐ逸らされる…。
俺の事好きなのか…? それなら俺にとっては すげぇ嬉しい。
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
距離もすげぇ近い。 …辰哉の温もりが 伝わんだけど…。
深澤辰哉
出会った時と変わらぬ 笑顔を俺に向けてくる。
そのまなざしで そのぬくもりで 君の今までを教えて。
甘いとこも、苦いとこも 抱きしめて守るから
…今日この気持ちを伝えよう。
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤から貰った オレンジ風味のクッキーを 頬張る。
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
深澤辰哉
その言葉期待していいよな…?
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
…やっぱりこの反応。
大体皆は反応できなくて 困惑しながら俯いて 「そうなんだ…」と口を揃える。
岩本照
岩本照
俺は辰哉の反応が怖くて 俯きながらそう言った。
深澤辰哉
…どうせ引いた目で 俺の事を見てるんだ。
そして俺から離れ 蔑んだ目で見てくる。
なぁ辰哉。 お前もそういう 反応だろ…?
そう思って俺は顔を上げて 辰哉の反応を確認した。
…え?なんでお前…
岩本照
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
俺の事…好き…?
岩本照
深澤辰哉
岩本照
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
その返事を聞けば深澤は 岩本の事を優しく抱擁する。
君と寄り添えば 恐怖心さえ好奇心。
俺は同性愛者で嫌われたり 蔑まれることが多かったけど…
辰哉となら乗り越えられる 気がする…
乗り越えて行こう 塗り替えて行こう。
仕事で詰め込まれてばかり だった日々… そんな、
真っ白な今日を染めてく。
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本照
深澤辰哉
岩本は言われた通り 目を瞑り深澤の口付けを待つ
深澤辰哉
深澤辰哉
岩本照
さっき食べたオレンジ風味の クッキーの味がする…。
このオレンジKiss
俺の一生忘れない思い出だ。
END