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キィン!ドカッ!ガッ!

カキンッ!カキンッ!

剣士

っはぁッ…

剣士

……休憩にするか…

休憩中

剣士

まだ足りない…今の俺じゃクロカみたいに強くなれない…

剣士

クロカに頼りっぱなしじゃ…

剣士

……懐かしいな、こんな事を言うのは…いつだったか?

剣士

あぁ、そうだ…クロカに話しかけられたときだ…

5年前、当時の俺は恋愛に興味がなく、強くなることだけに執着していた

強くなることに意味はなかったが、ただ強くなりたいとだけ思っていた

その時だ

クロカ

ねぇねぇ

初めて見た、ヨルムンガンド様の妹君を

黒髪に水色の瞳で真っ直ぐと見つめてくる眼差し、その時俺は「本当に兄妹だな。」としか思っていた

クロカ

剣術教えて!

剣士

……は?

信じられない、リーダーの家系の人間が剣術を教えてほしいと頼み込んできた

教育係でもない、俺に

剣士

なんで俺に頼む、教育係に頼めばいいだろ

クロカ

話長いんだもん!

クロカ

もう飽きたし、実践やってみたいし

剣士

はぁ?

ますます意味が分からない

ただ…

俺をまっすぐ見る目線は…その瞳は…

本気だった

剣士

……はぁ…分かった、少しだけだぞ

クロカ

ヤッター!

それから俺は剣術を教えた

意外にもクロカは真剣に話を聞いてくれた

クロカ

ありがと!剣士!

剣士

っ///

一瞬胸が熱くなった

すぐに理解はできなかったが、段々と理由が分かった

俺はクロカに恋をしてしまった

明るくも真面目なクロカに段々と惹かれ、好きになってしまった

剣士

それから俺はいつの間にかクロカを目で追うようになったんだっけな

剣士

だが、クロカが好きな奴が俺以外にも居たことが分かった時、変な感じだった

剣士

どす黒い感情を感じていたような…そんな気がしていた

剣士

クロカを独り占めしたくて、仕方がなかったような気がする…

剣士

この感情は…

何だ?

権力嫌いでなんか悪いんですか?

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