今日も生きている

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｶﾁｯ（アラーム止めた音

リビングには俺だけだ

皆はもう居ない

どこにも居ない

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰｶﾂｶﾂ（料理作ってる音

ｶﾀｯｺﾄｺﾄ

誰も居ないリビング

一人でそっと、椅子に座る

私はそそくさと朝ごはんを食べた

味はしなかった。

ただ、何かを噛んでいる感覚のみ

支度も終わり、出掛ける所です

誰も居ない部屋に向かってそう言った

小さい時に親から散々言われた

「世界にはお前なんかよりもっと辛い人がいるんだ」

「お前のように汚い奴は誰も育てたがらない」

「育ててもらえているだけ感謝しろ」

ﾎﾞｺｯｶﾞｼｬｰﾝｸﾞｷｸﾞｷｯ（暴力

「これが辛い？馬鹿なのか？」

「お前のはただの厨二病だ」

「自分可哀想アピールしてるだけなんだぞ？笑」

「大人しく言うことだけ聞いてろ。ムカつくんだよ」

､、気配がしていた

じっとこちらを見ている

殺気立っていた

俺をｺﾛそうとでも考えているんだろう

巻き込むわけにはいかないと

米国の側を離れた

とても強く握られていた。

俺でも振りほどけなかった

蹴ろうと思ったが、それは罪である

仕方がないから付いていった

例え暴力をされても慣れっこだ

我慢すればいい

俺は路地裏へと連れていかれた

､、案の定暴力を受けた

旧国の癖に現国と会議をしたり

他の国と仲良くしてるのが気に食わなかったらしい

立とうとした瞬間、足にズキズキッと痛みが走る

俺は家へ歩き始めた