コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちは
今回は新シリーズではなく単発です
相変わらずキャラ崩壊注意です
前のシリーズとは別の世界線です
一応ホラー要素ありますが
作者がホラーあまり得意じゃないのと
ギャグよりの作品なので
そこまで怖くないと思います
以上のことが大丈夫な方はお進み下さい
生ぬるい風が12人の間を縫って駆ける
ヒュウヒュウと音をさせる風の中
一人の男が重い口を開いた
もふ
うり
もふ
もふ
えと
うり
どぬく
るな
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ヒロ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
PM5:30
東京のビル街が夕焼けを反射し始めた頃
都内のマンションの一室で一人の男が
ネットに挙げられた1つの動画を見漁っていた
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そう独り言を呟きながら、長い指でマウスをクリックする
そうすると、途端に画面は文字の羅列でいっぱいになった
じゃぱぱ
『からぴちのホラーって見やすくていいなぁ。怖いのが苦手な子でも見れるのが、配慮されてるって感じ!!でも、たまには超リアルなホラー動画も見てみたいかも...このコメントが目に入ったら、ぜひお願いします!!』
そこには、賞賛の声と共に新たなジャンルを希望する声が綴られてあった
人間ってエグいくらい単純だよな
男は一人、そう思った
なぜなら、この一ファンのささやかな声で
ここまでやる気が燃え上がっているのだから。
じゃぱぱ
そうと決まれば...
じゃぱぱ
ゆあんくん
たっつん
うり
のあ
じゃぱぱ
もふ
なおきり
じゃぱぱ
シヴァ
じゃぱぱ
ゆあんくん
うり
えと
なおきり
のあ
のあ
るな
るな
えと
じゃぱぱ
もふ
もふ
ヒロ
シヴァ
えと
ゆあんくん
じゃぱぱ
たっつん
ヒロ
カツン、とじゃぱぱが1歩建物内に足を踏み入れる
その音は想像以上に反響し、場が変に静まり返った
るな
どぬく
たっつん
錆びた鉄管やパイプ、尖った金属がそこら中に散らばっている
しかし、月明かりが所々に生えている苔を照らしていて
絶妙に神秘的な雰囲気を醸し出していた
全員がその美しさに暫し沈黙する。
その時。
ギィィ──────...バタン!
じゃぱぱ
盛大な音を立てて、背後の扉が閉まった
のあ
ゆあんくん
たっつん
うり
うりが猛ダッシュで扉に突撃する
すると、いかにも重そうなそれは、案外呆気なく開いた
うり
たっつん
ヒロ
もふ
え...?
全員が同時に息を呑んだ
なぜなら──
扉の先には、まるで鏡でも貼り合わせたかのように、こちらと同じ空間が広がっていたからだ
開けた扉から、先程より冷えた風が吹き込む
それはまるで、全員の心の内を表しているようだった
なおきり
シヴァ
えと
どぬく
その時、どぬくが苦笑いで口を開く
その表情は、とても重たく、
とてつもなく大変なように見えた
どぬく
どぬく
どぬく
裏世界に、迷い込んでる
ヒュっと喉のなる音は誰のものだろうか
全員が静まり返る中で、どぬくが発言する
どぬく
どぬく
その言葉に、さっきとは別の意味で全員が息を呑む
確かに、あの月明かりを目に入れた時
美しさに頭の働きが止まった
どぬく
どぬく
たっつん
もふ
どぬく
のあ
たっつん
じゃぱぱ
ヒロ
シヴァ
なおきり
ゆあんくん
うり
ゆあんくん
じゃぱぱ
どぬく
たっつん
えと
るな
のあ
じゃぱぱ
たっつん
どれほど歩いただろうか
最初こそ非日常な体験に興奮していたメンバーも
少し落ち着いてきたのだろう
今となっては全員黙りこくって歩みを進めている
うり
たっつん
もふ
どぬく
どぬく
なおきり
どぬく
じゃぱぱ
ヒロ
えと
えと
シヴァ
のあ
るな
ゆあんくん
ゆあんが手を組んでそう嘆いた時。
全員の背筋に冷や汗が伝った
背中におぞましい視線を感じる
脳の中まで侵食し、全身が感電したかのように動かない
じゃぱぱが反射的に、ハッと息を吐いた時
後ろの得体の知れない何かが
動いたのを察した
じゃぱぱ
その一言で、全員が弾かれたように駆け始める
もちろん、後ろは振り返らずに。
たっつん
のあ
もふ
どぬく
どぬく
どぬく
どぬくのその言葉を皮切りに、メンバーは四方八方に散らばった。
単発とか言っときながら長すぎて収まりませんでした
気が向いたら続き書きます
読んでくださりありがとうございました