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みけねこ
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から君
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刹那.@ガチめの体調不良
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コメント
2件
え…好き。(笑)普通に好きです(笑)連載漫画の最新刊待つぐらい楽しみにしてます!
第2話、すごく良かったです…🤍 ツムル先生の「頑張らなくていい場所」という温かさが、ノアールの心の色を少しずつ変えていく過程が丁寧で、じんわりきました。ダリ先生の適当な優しさもいい味出してて、2人がちゃんとノアールの味方でいてくれるのが安心できた。 最後、授業に踏み出せたシーン、応援したくなりました。次も読みたいです🌙
Maro
Maro
Maro
Maro
Maro
Maro
Maro
ダンダリオン・ダリ
Maro
翌朝。悪魔学校バビルスの巨大な門の前に、ノアールは立っていた。
行き交う生徒たちの賑やかな声が耳障りで、制服のチョーカーがいつも以上に首を締め付けているように感じる。
アモン・ノワール
アモン・ノワール
引き返そうとしたノアールの脳裏に、昨夜のカルエゴ先生の「直接家まで引きずり出しに行く」という冷徹な声がよぎる。 あれは絶対に冗談ではない。 ノアールは小さく舌打ちをすると、極力目立たないように壁際を歩き、目的地へと向かった。
向かうのは、一般の教室がある校舎から少し離れた場所にある「魔術開発師団室」兼「精神医学カウンセリング室」。
重い鉄製のドアの前に立ち、ノアールは意を決してノックを三回叩いた。
ムルムル・ツムル
中から聞こえてきたのは、昨日と変わらない間抜けたツムル先生の声だった。 ドアを開けると、そこはバビルスの喧騒が嘘のように静まり返った空間だった。 壁一面には怪しげな魔術の道具や古い文献が並び、部屋の奥には座り心地の良さそうな深いソファと、色とりどりのハーブティーの香りが漂っている。
白衣を羽織ったツムル先生が、机に書類を広げながら顔を上げた。
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
アモン・ノワール
アモン・ノワール
ノアールはぶっきらぼうに言いながら、ソファの端に腰掛けた。
ツムル先生は彼女の前に、温かい青色のハーブティーを置いた。
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
アモン・ノワール
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ツムル先生の目は、優しく、けれど全てを見透かすようにノアールを見つめていた。 精神医学の教師として、彼はノアールが単に学校をサボりたいわけではなく、この魔界の「強さこそ全て」というシステムに傷つき、疲れてしまっていることを完全に理解していた。
ムルムル・ツムル
ツムル先生は柔らかく笑った。
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
その時、部屋の奥のカーテンがシャッと開いた。
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
アモン・ノワール
アモン・ノワール
ノアールは思わずソファから飛び上がりそうになった。 カーテンの奥の仮眠用ベッドから、髪を少し乱したダリ先生が眠そうに目を擦りながら出てきたのだ。 どうやらここで朝までサボって寝ていたらしい。
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
ムルムル・ツムル
ツムル先生の怒り声と、ダリ先生のへらへらした笑い声。 お茶の湯気の向こうで繰り広げられる相変わらずな二人のやり取りを見て、ノアールはふっと肩の力が抜けるのを感じた。 大嫌いだった学校の敷地内。 けれど、この怪しげな部屋だけは、不思議と居心地が悪くなかった。
ツムル先生のカウンセリング室に通い詰めて数日。 ダリ先生の適当なアドバイスと、ツムル先生の丁寧なメンタルケアのおかげか、ノアールの「心の色」の濁りはすっかり消えていた。 そしてある朝、ノアールはツムル先生に淹れてもらったハーブティーを飲み干し、ぽつりと言った。
アモン・ノワール
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ツムル先生は我が子の成長を喜ぶ親のように目を輝かせた。 隣のソファで魔界の競馬新聞を読んでいたダリ先生
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
ひらひらと紙切れを振る。
アモン・ノワール
アモン・ノワール
ノアールは二人の過剰な反応に少し耳を赤くしながら、部屋を後にした。 向かうのは、魔術の基礎座学の教室。 ドアを開けると、そこは数日前の路地裏とは真逆の、悪魔のエネルギーが満ち満ちた空間だった。 大声で騒ぐ生徒、魔術を暴発させている生徒。その圧倒的な「悪魔らしさ」の熱気に、ノアールの足がすくみそうになる。
アモン・ノワール
踵を返そうとしたその時、教壇の前に立つ影と目が合った。 紫の長髪を揺らし、教鞭を手にしたツムル先生が、満面の笑みでそこに立っていたのだ。 今日の授業の担当は、他ならぬ彼だった。
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
ムルムル・ツムル
クラスの視線が一斉にノアールに集まる。 居心地の悪さにノアールは一番後ろの席へ逃げ込むように座り、机に顔を伏せた。
授業が始まると、ツムル先生はいつも通りのマイペースさで解説を進めていく。 しかし、ノアールが周囲の視線や魔力の奔流に少しでも息苦しさを感じて肩を強張らせるたびに、ツムル先生はさりげなくノアールの方へ視線を向け、家系魔術【鑑定色(ジュエル)】で彼女のストレス度合いをチェックしていた。
ムルムル・ツムル
語りかけるような優しい視線。 さらに、教室の窓の外をふと見ると、校庭を歩いていたダリ先生が、こちらに気づいてヒラヒラと手を振っているのが見えた。
アモン・ノワール
ノアールは小さく呆れたようなため息をついた。 学校は大嫌いだ。 その気持ちは変わらない。 けれど、このうるさい教室の中にも、自分の状態を気にかけてくれる「味方」が確かにいる。
ノートの端に小さく紫色の煙の落書きをしながら、ノアールは初めて、授業のチャイムが鳴るまでその席に座り続けることができたのだった。
Maro
ムルムル・ツムル
Maro
Maro
ダンダリオン・ダリ
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