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kn
みんな、悲しむだろうな…… どうしよう。悲しませたくない……
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そう言って俺は無理やりテンションを上げて気を奮い立たせた
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しかし、神様が俺の思い通りに させたくないのかは分からないが 冷蔵庫はすっからかんだ。 まるで何も無い。
kn
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そういえば何も考えてなかった。 冷蔵庫だけでなく、俺の頭もすっからかんだったようだ。
kn
……と考えていたときだ。
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正直、なんでこのタイミングなんだよ とは思ったが得意とするポーカーフェイスで笑顔をつくる
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なんでだきんとき!今じゃないだろ!?むやみにメンバーと一緒にいたらボロが出るかもなのに……!!
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薬も飲まないといけないし……
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そこから俺らはスーパーで買い物をして 俺の自宅に向かった。 ちなみにパンとヨーグルトだけ、 あ、あとプリンも買った。
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そうして俺らは普通にご飯を食べるはずだったのだが……? 唐突にスマイルが言ったことは見事に俺の不意をついたのだ。
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そんな感じで俺は不意を突かれた質問に焦りながらもしっかりと答えた。 嘘はついているが……
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まぁ、実際に弱いから何も言い返せないんだけどね……
こうやって、自分の余命のことも話すのを怖がって仲間に嘘をついてしまっているし
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そして俺はスマイルにも 言った通りトイレに行ったのだが そこであることを思い出した。
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と、待ちに待ったプリンを食べようとした途端……
kn
病気のことを思い出したかのように、 突然、目眩がして視界が揺れる。
目眩と同時に息苦しさも 俺の身体を襲ってくる。
大事なプリンを落とさないように慌てて机に置いてから俺はリビングの床に倒れ込む
kn
薬を飲み忘れたことがそんなにいけないことだったのだろうか。 今飲もうとしてたのに……
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そう言ってスマイルは俺の身体を起こして背中をさすってくれている。 迷惑かけちゃうなぁ……
sm
俺の薬……ジャージのポケットにあったのかよッ……!!どうしよ。薬の説明とかもし見られちゃったら……やっぱり
俺が嘘ついてたことバレちゃうかな
皆のためとはいえ俺が嘘ついてるのみんなに知られちゃったら……
俺……嫌われちゃうよなぁ……