愛した君との人生交換日記。

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「時間を戻してもらおう。」

ピッ、

プルルルルプルルルル

ピッ

＜………はい。

＜…………、

＜…あ、……あぁ、笑

＜……ｯ、そっ……、か

＜……あ、ぁ、うん…。

＜高校の、近くの………、バス停、に居るよ……。

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彼は片方の瞳から、

一粒の涙をツ─っと流し、 俺に聞いた。

全然分からなかったけど、

この言葉は重かった。

シヴァさんの発言が嘘だなんて、思ってない。

でも納得出来なかった。

だって、

「俺もたっつんが生きる未来を望んでいるから。」

何故、シヴァさんは たっつんの望みを選んだのか。 分からなかった。

「本当に、それだけ？」

意味深な言葉だった。

不安になる謝罪だった。

シヴァさんは門の方を見詰めていた。

俺も自然とそちらに目が行く。

惹かれるように。

門の前に微かに人影があった。

座っている。

シヴァさんはその人影の方に向かう。

俺はシヴァさんについて行く。

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