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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

僕、屋上で靴をぬぎかけた時に

赤髪の先客に、声をかけてしまった

Relu

ねぇやめなよ

口をついて出ただけ

ホントはどうでもよかった

先を越されるのがなんとなく

しゃくだった

赤髪の子は語る

どっかで聞いたようなこと

Coe.

運命の人だった……

Coe.

どうしても愛されたかった………

Relu

ふざけんなッッ!

Relu

そんなことくらいで、れるの先をこそうだなんて、

Relu

欲しいものが、手に入らないなんて

Relu

奪われたことすらないくせに!!

Coe.

話したら楽になった、

って

赤髪の子は消えてった

「さぁ今日こそは」と靴を脱ぎかけたらそこに

背の高い男の子また声をかけてしまった

背の高い子は語るクラスでの孤独を

if

無視されて、奪われて、居場所が無いんだ……

って、

Relu

ふざけんな!

Relu

そんなことくらいで、れるの先をこそうだなんて!

Relu

それでも、うちでは愛されて、温かいご飯もあるんでしょ、?

if

お腹が空いたポロポロ

と泣いて

背の高い子は消えてった

そうやって何人かに声をかけて追い返して

僕自身の痛みは誰にも言えないまま

初めて見つけたんだ

似たうな悩みの子

何人目かに会ったんだ

水色のカーディガンの子

-hotoke-

うちに帰る度に、増え続ける痣を消し去ってしまうため、ここに来たの

と言った

口をついて出ただけ

ホントはどうでも良かった

思ってもいないこと

でも、声をかけてしまった

Relu

ねぇ、

Relu

やめてよ……

-hotoke-

……

あぁどうしよう

この子は止められない

れるには止める資格がない

それでも

Relu

ここからは消えてよッ!

Relu

君を見ていると苦しいんだ……ポロ

-hotoke-

じゃあ今日はやめておくよ

って、

目を伏せたまま消えてった

今日こそは誰もいない

れる1人だけ

誰にも邪魔されない

邪魔してはくれない

カーディガンは脱いで、

ヘアピンを取って

背の低いれるは

今から

Relu

とびます…ニコッポロ

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