TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

何気ない日々

一覧ページ

「何気ない日々」のメインビジュアル

何気ない日々

1 - 何気ない日々

♥

854

2019年11月18日

シェアするシェアする
報告する

みゆう

おはよう、

『おはよう』から始まる何気ない日々。

みゆう

いただきます。

『いただきます』で始まる朝ご飯の時間。

いたって普通の朝ご飯

サラダに白米

麦茶に味噌汁

こうやって静かに食べると食べ物のありがたみを感じる。

みゆう

ごちそうさまでした。

みゆう

学校に行かなきゃ、

普通に顔洗って

普通に歯を磨いて

普通に制服に着替えて

普通に学校の準備して

普通に家を出て学校へ行く。

みゆう

行ってきます。

ガチャッ

トコトコトコトコ…

普通に歩く

ただひたすらに

何気ない登校道。

『非日常的な事が起こらないかな』

なんて事を想像しながらも

結局何も無く学校へ着く

みゆう

おはようございます。

生徒1

先生ー!おはよー!

先生

はい、おはようございます。

先生

目上の人には敬語を使うように。

生徒1

えぇー!

生徒1

やだやだー!

他人の会話を聞くのも

何気ない日々。

みゆう

おはよう。

学校

『おはよう』から始まる学校

高校生の私はそろそろ進路を考えなきゃ

私は保育士になりたい

その為にも沢山勉強をする

キーンコーンカーンコーン

学校が終わる

みゆう

さようなら

先生はいつも立ってる

いつも同じ場所で

みゆう

ただいま、

『ただいま』で始まる何気ない夜

疲れた身体と頭

それを解す時間でもある

みゆう

今日のご飯何にしようかな……

決めた

早速夜ご飯の準備にかかる

その間にお風呂入れなきゃ

朝ご飯の洗い物もしてない

忙しいな、夜って

夜って好きだけど苦手なんだよな

そんな事を思いながらも進めていく

それから私はお風呂、洗い物、夜ご飯を済ませベッドに入る

明日もまたいつも通りの日

何も変わらない

何も起こらない

みゆう

そんな毎日を送りたかったな…

みゆう

なにもない日ってこんなに素敵なんだね……

私も天国に逝くまでに1回は

こんな人生送ってみたかったな

ありがとう、神様

1日だけでも普通の日を送らせてくれて

これで名残りはないよ

生まれ変わったら

またこうやって普通の日々を送りたいな

この作品はいかがでしたか?

854

コメント

7

ユーザー

お久しぶりです。実は死んでる……っていうの凄い良かったです! 想像するのは好きだけど、それを字で表現するのは難しいです……。尊敬しますわぁ……。

ユーザー

ユーザー

莉兎。さん久しぶりです! うん。この話グッときますね笑 投稿楽しみにしてます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚