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「消えろ」

「死〇ブ〇」

「勘違い女」

この言葉は、 私が中学2年の時 クラス中の人に言われた言葉。

そう。私はいじめにあっていた。

その理由は、 私がクラスの男子、 🦊(じん)くんを好きになったから。

中学2年の頃

私は理科室に プリントを届けようと クラスみんなのプリント を集めて運んでいた。

そのプリントは夏休みの課題で 相当分厚く、クラス全員分の プリントとなると、 かなりの量だった。

私は当時、仲のいい女の子が いたがその子は良く 学校を休む子だったので 大体は1人だった。

教室を出て、 曲がり角を曲がろうとすると ある人とぶつかった。

🐰

す、すいません💦

🦊

俺こそごめん💦

🦊

大丈夫?

顔を上げて見ると、 クラスの人気者の🦊(じん)くんがいた。

🦊くんは優しく、 スポーツが得意。 当然女子からモテモテだった。

🐰

うん。大丈夫

🦊

重たそうだね。

🦊

手伝うよ

🐰

ありがとう

私はこの時から 🦊くんのことが気になっていた。

ある日、

「🦊くんって彼女いるの?」 と女子生徒が質問していた。

🦊

彼女は居ないよ

🦊

でも気になる人がいる。

そう言うと🦊くんは 私の方をチラッと見て 微笑んだ。

その時私は胸が鳴った。

この日から私は、 🦊くんを好きになってしまっていた。

そしてまた違う日。

🦊

🐰ちゃん!

🐰

な、なに?

🦊

あのさ、

🦊

プリント運ぶの手伝ってくれない?

私は🦊くんに話しかけられ 嬉しくなり、 もちろんプリント運びを手伝った。

🦊

ほんとありがとう!

🦊

助かったよ((ニコ

🐰

いえ、

🐰

あの、🦊くんの気になる人って
誰なの?

🦊

🦊くんは数秒黙り込み、 また口を動かした。

🦊

🐰ちゃんが先に言ったら
俺も言う。

🐰

え?

🦊

ほら、

🐰

私は、

もう言うしかない、、 そんな考えが私を責めてきた。

🐰

私は🦊くんのことが好き。

すると勢いよくドアが開いた。

そこには、クラスの女子の リーダー的存在の🐱(あおい)の 姿があった。

🐱ちゃんは驚いた様な顔をして たっていた。

🦊

🐱?

🦊

どうしたんだよ

🦊くんと🐱ちゃんは幼なじみで 仲がいい。

🐱

🦊こそ🐰ちゃんとなに
話してたのよ!

🦊

ただ気になる人の話しただけ

🐱

へぇー

🐱ちゃんは私の事を 冷たい目で見ていた。

そして翌日、 私が教室に入ってくると みんな静かになり こそこそ話をしていた。

なんだろう、 この時の私はよく事態が 飲み込めていなかった。

その日の放課後、 私は🐱ちゃんに 「教室に残ってて欲しい」 と言われたので 教室に残っていた。

するとクラス全員が私を囲んだ。

🐱

🐰ちゃん、

🐰

はい

🐱

なんで私が呼び出したよか分かる?

私はすぐにわかった。

今この場に🦊くんの姿がない。

きっと🦊くんのことで 私を呼んだのだろう。

🐰

分からない

私は嘘をついた。

🐱

🦊との事よ

🐱

あんた、🦊の事好きみたいじゃない

🐰

ッ...

🐱ちゃんの言葉で クラスのみんなが私を嘲笑った。

🐱

あんたみたいなゴミ以下の存在が
🦊みたいな陽キャと釣り合うわけないじゃないw

🐱

ね?みんな

クラス全員は 「当たり前だろw」 「気持ち悪い」 「勘違い女」 と私に酷い言葉をなげつけた。

🐱

フフ、明日から楽しみね

🐱

男子はもう帰っていいよ

🐱

女子は...フフ

彼女はその言葉を言い残し 教室から出ていった。

クラスの女子と私だけが いる教室。

皆はまた私を囲んだ。

🐰

なに、?(泣)

私のないている姿を見て、 また嘲笑った。

そしてその日から 酷いいじめを受けることになった。

翌日

🐱

おっはよ〜

🐰

🐱

あれ〜?返事は?((ニコ

🐰

おはよう((ボソッ…

🐱

よしよし((ニコ

この時の🐱の手には 力が入っていて 思いっきり髪の毛を 引っ張られた。

そして、私がいちばん嫌いな時間 「放課後」

いつも🦊くんが帰ったか確認してから 体育館裏に呼び出されていた。

🐱

🐰、

🐰

は、はい

🐱

お前なんで学校に来るの?

🐱

辞めてもいいんだよ?((ニコ

🐰

辞めない。

🐰

それに中学校は義務教育なので、

🐱

ッ、口答えすんじゃねぇよ

🐱

てか、🦊のこと諦めろよ

🐱

でなきゃもっと酷い目に合わすから

🐰

なんで、

🐰

人を好きになっちゃダメなの?

🐰

🐱ちゃんが決めることじゃないじゃん!

🐱

(・д・)チッ

🐱ちゃんは仲間の女子生徒に 目で合図した。

そして私は殴られたり 蹴られたりしていた。

そしてある日、 いつもと同じことをされていると、

🦊

何やってんだよ、お前ら

🐱

ッ?!

🐰

🦊くん...?

🐱

何でもないよ!

🦊

いや、何でもなくねぇだろ!

🦊

🐱!お前自分がしてる事
分かってんのか?!

🐱

分かってるわよ!

🐱

わかってる上でやってんの

🦊

は?

🦊

なんだよそれ、

🐱

🦊はさ、こいつのこと好きなの?

🦊

好きだよ。

🐱

ッ...

🐰

/////

🦊

🐱辞めろよ。
こんな事。

🐱

🦊が私の事好きになるなら
辞める

🦊

は?意味わかんねーよ

🐱

なら辞めない

2人はずっと言い争っていた。

その中で私は、🦊くんに 好きと言われたことが、 頭の中でループしていた。

その日から1週間後、 私へのいじめは無くなった。

だが、🦊くんが学校に来なくなった。

その理由は少しあとからわかったことだが 🐱チャンの仕業らしい。

実は🐱ちゃんの家と 🦊くんの家は 親が会社を経営していて、 🐱ちゃんの家は大手企業の 会社だった。

それで🦊くんの親は 🐱ちゃんの親と取引していた。 だが、今回のことがあって 取引は無くなり 🦊くんの家は一気に お金が無くなった。

全部私のせい。

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