TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ミサ

痛くしないでねー

ミサ

(はぁまたこれか、)

ミサ

(しばらく13舍には戻れそうにないな)

ミサ

(力はわざと弱い振りをしよ)

ミサ

僕が命令できるのは3人まで

ミサ

誘惑も3分以上は無理だよ

ミサ

(はぁめんどくさいな)

ミサ

ねぇデータとったあとは何するの?

ミサ

僕もう疲れたんだけど

ミサ

やっぱり僕は懲罰房に入る感じ?

ミサ

それだと困るんだよねー

ミサ

ねねお年玉使える?

ミサ

でもジューゴくんにも使わないといけないしな〜

ミサ

うーん、まぁジューゴくんの分は自分でさせればいいか

ミサ

ねぇハジメくんもそう思うでしょ?

ハジメ

さっきからうるせぇんだよ少しは静かに出来ねぇのか

ハジメ

あと15番には何も言うなよ

ミサ

へーてことは会わせてくれるんだぁ

ミサ

何もってお年玉の件?

ミサ

いいけどなんで?

ミサ

まぁ教えてくれないならそれでいいけど

ミサ

ねぇ僕は懲罰房行き?

ミサ

それだけは教えてよね

ハジメ

はぁ(うるせぇ)

ハジメ

....ならねぇよ

ハジメ

上からの指示だ

ミサ

やっぱり報告しちゃったんだ

ミサ

あーあハジメくんがあんなことしなかったら僕秘密にしてられたのに

ミサ

上にバレちゃったじゃん面倒臭いなー

ミサ

責任もって僕のことちゃんと守ってよねー

ハジメ

あ?守るってどういう意味だ

ミサ

さぁね笑

ミサ

ハジメくんは僕のこと守っておけばいいの

ミサ

僕痛いのとか好きじゃないから

ハジメ

どういう意味だ俺が尋問する前に吐け

ミサ

怖い顔しないでよ、

ミサ

ちょっとは考えてよね

ミサ

僕は普通じゃないしこの能力は利用価値があるから欲しい人がいるに決まってるじゃん

ミサ

それに、逆にバケモノって言われて殺されちゃうかもだし

ミサ

危険分子は早々に排除しよーってね

ミサ

僕は争いごととか興味無いし、好きでもないから極力避けたいんだよ

ミサ

まぁだからあの2人を助けたいって思うのかもね

ミサ

僕と同じだから

ハジメ

ホントにそれだけか?

ミサ

それだけだよ?笑

ハジメ

おめぇの笑顔は気色悪ぃんだよ

ハジメ

嘘つきの顔だ

ミサ

失礼だなぁ、ホントだよ

ハジメ

.......

ミサ

(こっわい顔)

ミサ

(そんなに僕の顔嘘つきっぽいかなぁ)

ミサ

(まぁ嘘つきだからしょーがいか笑)

ミサ

おっジューゴくんだ笑

ジューゴ

.......

ミサ

おひさ〜

ハジメ

ーーーー

ジューゴ

ーーーーー

ムサシ

ーーーーーー

ミサ

ちょっといい?

ムサシ

誰だお前

ミサ

囚人番号33番ミサです笑

ミサ

君たちと同じ能力者だよ

ミサ

よろしくね笑

ジューゴ

ミサ、

ミサ

僕も傷の男の話しに来たんだけどさぁ

ミサ

ねぇなんでムサシくんはその男を恨んでるの?

ミサ

僕には理解出来ないんだよね

ムサシ

あ?

ミサ

バケモノの体にしたってのは分かるよ

ミサ

だけどさ、元々君は火を出せる能力を持ってたけど操れなくて困ってたんだよね?

ミサ

それを自由に操れるようにしたんだよ?

ミサ

何が不満なの?

ミサ

もしあのままだったら大切な人も傷つけてたかもしれないのに

ムサシ

お前、俺の話聞いてなかったのか?

ムサシ

俺はこんな体にしろなんて頼んでねぇんだよ!治せるっつーから頼ったんだ

ムサシ

それをあいつらはッ

ミサ

まぁ考え方は人それぞれだし?僕はなんでもいいけど

ハジメ

お前から質問したくせに何言ってんだ

ミサ

まぁ僕も体いじられたからね恨む気持ちはわかるよ

ミサ

僕は元々男で、能力は人を言葉で操ること

ミサ

だったんだけど、夜は女の子の体になるようになっちゃって能力も増えだんだよねぇ

ハジメ

おい33番聞いてねぇぞ

ミサ

言ってないもーん

ミサ

能力が2つなんてますますバケモノだよねー笑

ミサ

傷の男を恨んだりしないよ

ミサ

目的は理解できるから

ミサ

でもその目的を止める気ではいる

ジューゴ

その目的ってなんなんだよ!

ムサシ

お前、あいつについてどこまで知ってる!

ミサ

1111番と同じくらいかな

ムサシ

あいつのことも知ってるのか、

ミサ

機会があったらジューゴくんにも話してあげなよ

ミサ

僕は君たちの話を聞きたかっただけだし

ハジメ

おい傷の男について話すんじゃねーのかあと誰だ1111番ってのは

ミサ

そんなの自分で調べてよねー

ミサ

僕めんどくさいのも嫌い

ミサ

聞くなら1111番くんを捕まえて聞くかムサシくんに聞いて

ミサ

僕は話したくない

ハジメ

てめぇ

ミサ

暴力ふるうっていうなら僕の能力使っちゃうからねー

ミサ

僕は夜になれば最強なんだから( *¯ ꒳¯*)

ミサ

どんなに強いハジメくんでも

ハジメ

💢

ミサ

痛い!

ミサ

酷い!

ジューゴ

ミサそろそろなんじゃねーの?

ハジメ

あ?

ミサ

あ、そうだね

ミサ

女体になる

ハジメ

!!

ムサシ

!!

ミサ

僕女の子好きだけど、この体不便なんだよねぇ

ミサ

肩こるし

ミサ

体力もないし

ハジメ

女になるってのはホントのようだな

ハジメ

はぁまためんどくせぇのがきやがって、

ミサ

僕、あんまり男を誘惑したくないんだから僕が嫌がることしないでよね

ハジメ

てめぇ俺に能力使ってみろ二度と使えねぇようにしてやる

ミサ

あーあ怖い怖い

ミサ

だからモテないんだよ〜

ミサ

てか僕もう戻りたいから早くしてよね

ハジメ

お前が話の腰折ってんだろうが

ミサ

あ〜そっか

ミサ

いいよ話し続けて

ムサシ

ミサって言ったか?お前も大概空気読まねぇな

ミサ

僕重い空気嫌いだもん

ミサ

父さんもみんなも意味分かんない

ミサ

適当に生きればいいのにそれだけの力があるんだからさぁ

ミサ

.......あ、

ミサ

今の忘れて

ハジメ

お前親はいないんじゃないのか

ハジメ

俺が調べた時にはそう、

ミサ

だから忘れてって

ハジメ

おい応えろ33番!

ミサ

忘れろ!

ハジメ

.....あ?俺何してんだっけ、?

ミサ

...あ、

ジューゴ

!!

ムサシ

!!

ムサシ

それがお前の能力か、

ジューゴ

強すぎんだろ

ミサ

別に

ミサ

はぁ、すぐ色々話しちゃうのが僕の悪い癖だよ

ミサ

君らも忘れてね

ミサ

誰かに口外するようなら無理やり記憶から消すから

ジューゴ

.......別にキョーミねぇよ

ミサ

なら良かった笑

ミサ

よかったねぇ戻れて笑

ミサ

僕も懲罰房行きだと思ってたからラッキー

ミサ

まぁデータは色々とられたけど

ミサ

ねぇ僕のこと覚えてないよね?

ジューゴ

あ?覚えてねぇ、って俺らどこかであってたのか?

ミサ

うん笑

ミサ

まぁその様子だと覚えてないなーとは思ってた

ミサ

でも関わってたのはほんのちょっとだけだから忘れるのも無理ないよ笑

ジューゴ

なんか、ごめん

ミサ

いいよ気にしなくて笑

ジューゴ

なぁその命令するのって死ねって言えば相手は死ぬってことか?

ミサ

さぁどうだろうね

ミサ

やったことないからわかんない

ミサ

僕は、僕の意志でこのふたつの能力は極力使わないようにしてるんだ

ミサ

どっちも人を縛り付ける能力でしょ?

ミサ

僕はそんなのいらない

ミサ

魅力の力だって、無理に僕のことを好きにさせても僕のことを本気で好きなわけじゃないから

ミサ

こんな力あっても、僕は必要なかった

ミサ

でも必要な人がいたら、使うよ

ミサ

この能力が人助けに使えるなら僕は嬉しいから笑

ジューゴ

!!

ジューゴ

お前、良い奴だな

ミサ

そう、かな

ミサ

....ううん、僕は良い奴でもないんでもないよ

ミサ

前に傷つけちゃった人がいてね

ミサ

僕がたくさんの人の役に立ちたいって思うのは、その子の僕なりの贖罪

ミサ

ただの自己満足だから、笑

ジューゴ

じゃあお前は、人を助けたくないけど、罪滅ぼしのために助けてるのか?嫌なのに

ミサ

嫌じゃないよ

ミサ

もちろん

ミサ

人を助けたいって思ってるは嘘じゃない

ジューゴ

それでいいんじゃねぇの?

ミサ

ダメだよ、

ジューゴ

お前が他人にどれだけ尽くそうが、その傷つけたって奴は知らないんだ別になんもしなくてもいいと思うけどな俺は

ジューゴ

そういうのよくわかんねぇし

ジューゴ

俺はお前が良い奴だと思うぜ?

ジューゴ

俺、そんな考え方出来ねぇもん

ミサ

…ふふ笑

ミサ

ジューゴくんも良い奴だね笑

ジューゴ

囚人の俺がか?

ミサ

僕も囚人だよ

ジューゴ

そうかあまりにも囚人とかけ離れた顔をしてて忘れてた

ミサ

まぁ褒め言葉として受け取っておくよ

ミサ

僕お年玉は僕専用のお風呂がいいな〜

ニコ

えーどうせなら13房だけのお風呂にしてよー

ジューゴ

別にお年玉で買わなくても13舍には立派な銭湯があるんじゃん

ウノ

そうそう〜

ミサ

君たち作業が遅いんだよ

ミサ

僕が入浴中に女の子になったらどうすんのさ

ミサ

僕は見られても別にいいけど、ジロジロ見られたくないし

ロック

.......

ロック

ブシャアア゙ア゙ア゙ア゙

ジューゴ

ロックー!!

ウノ

ロックーー!!

ニコ

どどど、どうしようロックくん瀕死だよ

ミサ

ゾゾゾ

ミサ

僕今身の危険感じたんだけど

ミサ

えー襲われちゃう?

ミサ

僕の魅力に当てられておかしくなっちゃう?笑

ロック

あんま寄るな!/////

ジューゴ

ミサも煽んなよ

ミサ

ちょっとからかっただけじゃん

ミサ

まぁこの様子だと襲われても僕が勝つから心配はないね

ミサ

じゃあ僕用の銭湯はなしか

ミサ

うーん、女性用の下着とかかな

ミサ

いやでも盗られるかもしれないし

ジューゴ

誰も盗らねぇよ

ウノ

いや、俺は自信ない

ジューゴ

てか女の状態でノーブラな方が問題じゃねぇの?

ミサ

確かに、でも僕胸のサイズとか分かんないし、女の子の格好は好きだけどブラまでつけたことないし

ニコ

今までどうしてきたの?

ミサ

ずっとこのまま

ミサ

捕まっても夜になるうちに脱獄してたし、バレたこと無かったんだけど

ミサ

はぁなんでよりにもよってスケベが多いこの房に入ったんだか、やれやれ

ウノ

3舍よりマシだろー

ジューゴ

すけべってことは否定しないんだな

ミサ

3舍はイケメンばっかりだから

ミサ

良き

ウノ

この面食いがぁああ!!

ミサ

助平よりマシだもんね〜

ミサ

僕ハジメくんに下着頼むから盗まないでね

ウノ

はーい

ロック

お、俺は目の届かないところにやれば///

ニコ

僕はミサちゃんに嫌われたくないからしないよ〜笑

ジューゴ

俺キョーミねぇし

ミサ

うん笑

ミサ

じゃあ後で言おう〜

ミサ

走る時困ってたんだよね〜胸揺れて邪魔だったし

ミサ

飾ちゃんにサイズ測ってもらお〜笑

ニコ

せっかく可愛い子来たのにウノくん可哀想

ロック

お前、最低すぎるぞ

ウノ

うぐ、分かった分かった

ミサ

じゃあジューゴくんハジメくんに言ってくるから開けて

ジューゴ

ほい

ミサ

ありがと〜笑

ウノ

あいつ堂々脱獄するようになったな

ロック

能力バレたから余裕なんだと

ロック

いくらハジメでもあれ使われたらどうしようもないからな

ジューゴ

へー便利だな

ウノ

ジューゴの枷だってチートだろ

次回♡5

ナンバカ刑務所の可愛い男の子♡

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

404

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚