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5年越しの復讐

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5年越しの復讐

1 - 〜プロローグ〜

♥

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2019年09月06日

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私は、2学期からあいつに復讐する。

全ては5年前。

おはよう!あきちゃん!
ななちゃん!かんた!

亜希

おはよう。

なな

おっはよー!はなちゃん!

かんた

おはよう!はなさん!

私と亜希は、近所に住んでいて

ななちゃんは1年生の時に仲良くなった。

かんたは、私と同じ幼稚園だった。

2年生になってからは、私だけ

違うクラスになっちゃったけど、

4人で学校に行ってた。

でも、 そんな日々が1週間も続くことはなかった

それは始業式の3日後のことだった。

おはよう!

亜希

おはよう。

なな

おはよう!

かんた

おはよー!

亜希

ねぇ。花ってさぶりっ子だよね!
(ななとかんたをにらむ)

なな

えっ!?.....

かんた

えっ!?.....

亜希

2人はどう思うの?

なな

そっそれはねぇ?かんた?
(威圧感で何も言えない)

かんた

えっえーっと。
(威圧感で何も言えない)

亜希

2人とも意見を言わないということは
2人も花のことぶりっ子
だと思ってるんだ〜!

亜希

じゃあ〜!
花〜!
ウザいから道の反対側に行って〜!

えっ!?なんで?あきちゃん?
(ウザいという言葉の意味を知らない)

亜希

(ウザいって言葉を知らないアホだ笑
違う理由をこじつけよう)

亜希

私達は、1組で〜!
花は、2組だからだよ〜!

えっ!うん。わかった...

亜希

(よっしゃー!花というウザいやつが居なくなったから、2人には私だけと仲良くなって貰わなきゃ!)

こんなことが毎日続いた。

ななちゃんとかんたは、

優しくて、気が弱かったため

亜希には何も言えなかった。

そして月日は流れ5年後

ななちゃんとかんたは、3年生の時に

きちんと謝ってくれた。

だから、もう気にしてない。

しかし、亜希。

あいつだけは許さない。

純粋で素直だった頃の私の心を

傷つけ、謝りもせず、幸せに暮らしてる

始業式の日に

クラスが発表されて、

亜希と同じクラスだってわかった時、

嫌で嫌で、この世界から

消えてなくなりたい。

そう思った。

ななちゃんやかんたは、 クラスが別になった

なのになんで?

辛かった。

苦しかった。

いじめられていた頃の記憶がよみがえり

体調をくずし、

5月後半から不登校になった。

そして、私が不登校真っ最中の6月後半。

下校時にななちゃんが家に寄ってくれた時

衝撃の一言が告げられた。

なな

花ちゃん。

あっ!ななちゃん!

今日も寄ってくれてありがとう!

なな

ううん。

なな

あのね。亜希ちゃんが
言ってたことがあるんだけど
言ってもいい?

うん。

なな

クラスの男子がね。
花ちゃんのこと忘れてるんだって。

なな

伝言みたいな感じに言ってたから、
一応伝えとくね。

えっ泣

私は、忘れられてるのが、

嫌なわけでもないのに

なぜか泣いていた。

ななちゃんから聞く限りこんな感じらしい

亜希

なな〜!やっほー!

なな

あっ。亜希ちゃん。

なな

どうしたの?

亜希

今日もさ〜!
花ちゃん来てないんだけど。

亜希

なんでか聞いてる〜?

なな

いや。聞いてないけど。

亜希

そっか〜!

亜希

まぁ。来ても〜!
私には関係ないけどね〜!

なな

なんで、亜希ちゃんは、
関係ない花ちゃんが
学校来ない理由が知りたいの?

亜希

それは〜!

亜希

男子全員から忘れられてるから〜!

なな

えっ!?どういうこと?

亜希

それは〜!

亜希

花ちゃんね〜!

亜希

前、委員長に立候補したの〜、

亜希

でも〜なれなかったの。

亜希

その後すぐに〜保健室に逃げたの〜

亜希

それが〜おかしいから〜忘れたんだって

亜希

納得でしょ〜!

なな

そっそうなんだ〜!

亜希

うん!

亜希

じゃあね〜!

なな

じゃじゃあね〜

この時、ななちゃんは、

2年生の時に

気付かぬうちにいじめに加担していた事の

償いのひとつとして、

そして、親友を守るという自分の意思で

私が不登校になった理由を

言わなかったらしい。

そして、肝心の委員長になれなくて...の話

まず、私はその日朝から体調が良くなく、

熱も少しあったけど、委員長に立候補

したかったため無理矢理学校に行った。

なんとか耐えて、みんなの前で

スピーチを終えたあと。

衝撃の一言が先生の口から告げられた。

もう1人の立候補者のかのが、

委員長になった。

それがなぜ衝撃かというと、

かのは当日の朝から

クラスの人に言い回っていた。

私に票を入れて

って。

聞いたところ、昨年。

小学校で、すごい権力?を持っていた

らしい

それにクラスの4分の3の人が従った

というわけだ。

それのショックと朝から体調が悪かった

というのが重なって

保健室に行った。

というわけだ。

意味がわからない。

私は、その一言と涙で溢れた。

私は、その話を聞いた時。

疑問に思った。

クラスメートの存在は、

1ヶ月で記憶から消えてしまうものなのか

だから、親に 協力してもらい、

クラスの数人の男子に聞いてもらった。

するとやはり、その話はデマらしい。

そこで私は、

あいつに対して、怒りの感情が芽生えた。

そして、復讐することを決めた。

あいつを

あいつの心を傷つけてやろう

二度と復帰出来なくしてやろう。

この物語は、

ここから始まる。

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