甘い君は俺を想う(続)

さっきまで他愛もない話してたのに、急に昨日の話をしだすゆあんくん

急すぎて、昨日のことが脳内を駆け巡って何から話せばいいのか分からなくなる

言葉にすればするほど、なおきりさんの声や俺に向ける視線、行動の一つ一つが

より鮮明に…////

き、キスしたこと、言った方がいいのかな、、、

ﾁｭｯ

ｺﾘｯ

うりは、キス以上のことはして来ない

きっと、俺を襲いそうとかそんなこと思ってんだろうな

でも、恋人と2人きりならそーゆうこともシたいじゃん？

でも、俺から誘えないし…

…ここはうりに主導権預けてた方がいい気がするなぁ、

たまに不安になる

うりは本当に俺のこと好きなのかって

…まだケーキとしか思われてないのかな

ｷﾞｭｯ、(バックハグ)

そういうゆあんに、俺は何も言えなかった

たしかに、ゆあんは"好き"だよ？

だけど、この"好き"は恋愛なのかって言われたらよく分からない

きっとゆあんの"好き"と俺の"好き"は違う気がする

か細い声でそう言った。

いつも元気で誰でも明るく話すゆあんからの、その声に少し驚く

離れる気は全くない

もし今後ゆあんより好きになれる誰かを見つけたら…？

本当は俺らイチゴじゃなかったら…？

そんな不安ばっか。

ゆあんの正面に立って、無理やり目を合わす

またひとつ、不安の種が増えていく。

y(c)→♡→u(f) u→？→y n(n)→♡→h(c) h→♡→n ※c=cake f=folk n=normal