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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

私は昔から本を読むのが 好きだった

その中でも 「伝説」系の物語が好きだった

美希(みき)

ねぇねぇお母さん!

美希のお母さん

ん?どうしたの?

美希(みき)

今日はこの本読んでほしい!

美希のお母さん

良いわよ

美希(みき)

強は全部読み終わるまで寝ないから!

美希のお母さん

wwwはいはい。

美希のお母さん

じゃあ読むわよ?

美希(みき)

うん!

美希のお母さん

今から、100年くらい前世界ではある伝説がありました

美希のお母さん

その伝説は、「月の下で願い事をすると叶う」という伝説でした。

美希のお母さん

でも、そう簡単には願いが叶いませんでした。

美希のお母さん

それは、10年に一度、現れるか分からない紅い綺麗な満月の日でないと願いが叶わなかったからです

美希(みき)

満月って何?

美希のお母さん

満月って言うのは、真ん丸のお月さまの事を言うのよ

美希(みき)

へぇ〜

美希(みき)

じゃあ続き読んで!

美希のお母さん

分かったわ。

美希のお母さん

なので村の人達は全然信じていませんでした。

美希のお母さん

でも、ある女の子はその伝説を信じていました。

美希のお母さん

女の子はいつも夜になると窓の外を見て、月を確認していました。

美希のお母さん

そんなある日、女の子は村のみんなに言いました。

美希のお母さん

「皆で伝説を信じようよ!」

美希のお母さん

「皆が信じないと願いが叶わないよ!」

美希のお母さん

と言いました。

美希(みき)

私もこの子に賛成!

美希のお母さん

ふふふwww

美希のお母さん

でも村の人達は聞きもしませんでした。

美希のお母さん

それでも女の子は諦めず、「自分だけでも!」と思い、

美希のお母さん

ずっとずっと信じていました。

美希(みき)

私もその子みたいにずっとずっとずーっと信じる!

美希のお母さん

ふふww美希は優しい子ね

美希(みき)

(*´σー`)エヘヘ

美希のお母さん

でも、その子はある日突然倒れてしまいました。

美希(みき)

えっ!?倒れちゃったの!?

美希(みき)

美希が治してあげたい…

美希のお母さん

ふふふwww

美希のお母さん

じゃあ続き読むわよ

美希のお母さん

その子は、病気にかかってしまい、倒れてしまいました

美希のお母さん

日に日に病状は悪化し、余命宣告までされてしまいました。

美希(みき)

余命宣告されちゃったらどうなるの?

美希のお母さん

余命宣告って言うのは、「貴方は後、何日間しか生きられません」って言われることよ。

美希(みき)

言われた日にちしか生きられないの?

美希のお母さん

そんなことはないわよ。

美希のお母さん

生きられる人は生きられるわよ。

美希(みき)

じゃあ!この子は生きられるの?

美希のお母さん

それは読んでみないと分からないわ。

美希のお母さん

余命宣告された日から女の子はずっと外を見ながら、あるものを書いていました。

美希のお母さん

それは日記です。

美希のお母さん

女の子は自分に出来ることはやろうと思い、日揮にこの伝説を書くことにしました。

美希(みき)

その子の日記あったら私、読んでみたい!

美希(みき)

その伝説はのこともっと知りたい!

美希のお母さん

そうね。

美希のお母さん

女の子はずっとずっと日記に伝説のことを書き続けました。

美希のお母さん

でも、余命宣告されてから、一週間が経ったとき、女の子は亡くなってしまいました。

美希(みき)

タヒんじゃったの?

美希のお母さん

そうよ。

美希のお母さん

女の子がずっと書いていた日記は女の子と一緒に燃やされてしまいました。

美希(みき)

え…………燃やしちゃったの?

美希のお母さん

ええ、女の子が大切にしていたものだから一緒にお空に送ってあげようってなって、

美希のお母さん

燃やしちゃったの

美希(みき)

皆が内容を見なかったから?

美希のお母さん

そうね。

美希のお母さん

そしてその女の子が亡くなってから、あの伝説は皆の記憶からなくなっていっていきました。

美希のお母さん

今日はここまで。

美希のお母さん

続きは明日ね

美希(みき)

うん!

美希(みき)

お母さんおやすみ!

美希のお母さん

おやすみなさい。いい夢見てね。

美希(みき)

うん!

それから毎日、このお話を お母さんに読んでもらった

私は、このお話が とても好きになった

高校生になっても、 私はこの本が大好きだった

でも…私は…

もう、このお話は 聞きたくも読みたくもなくなった

だって…

この話を読み終わる前に お母さんが、タヒんじゃったから

美希(みき)

お母さんっ!お母さんっ!

美希のお母さん

美希………ちゃんと美味しいもの食べて、立派な大人になるのよ…

美希(みき)

お母さんっ!お母さんっ!

美希(みき)

私……私…嫌だよ!

美希のお母さん

美希が好きだった…あの伝説のお話…最後まで読んであげられなくてごめんね。

美希(みき)

もうっ、もうっ読んでもらう歳じゃないよっw

美希のお母さん

wwwそうね

美希(みき)

だからさ…お願い!

美希のお母さん

ごめんなさい………(泣)

美希のお母さん

本当に……ごめんなさい(泣)

美希(みき)

謝らないで!お母さん

美希(みき)

………………お母さん?

美希のお母さん

……………………

美希(みき)

お、お母さん?

美希のお母さん

……………………

美希(みき)

お母さん!!お母さん!!

美希(みき)

そんな………そんな…(泣)

美希(みき)

もう………あの本なんか…読めないよ

お母さんがの命日が 私は…

大嫌いだ

今宵も月の下で願いを叶えよう

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334

コメント

41

ユーザー

わぁぁぁぁ悲しいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(´;Д;`) 安らかに眠って下さい母上…(つД`)ノシクシク てか、神作だね(いつも言ってるけど定期)

ユーザー

ママーーン!(´・ω・`)なんてこったい…めちゃくちゃ気になる終わり方しやがる…

ユーザー

(;ω;) 続きめっちゃ楽しみ...

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