ウーシュカ
…どこまでいくおつもりで?
さぁ?
ウーシュカ
………。
なーんで黙るんだよ。 なんだ?止めるか?
ウーシュカ
私に止める権利はございません。
まあそれはそうだな。
ウーシュカ
ただ…。
あなたがここを出るのなら私も必然的に離れなければならないでしょう。
あなたがここを出るのなら私も必然的に離れなければならないでしょう。
んー。
ウーシュカ
そういう契約ですから。
じゃあ他と契約させてやろうか?
そうだな…。 そこの本棚とかどうだ?
ウーシュカ
…それは流石に嫌です。
ウーシュカ
あれに縛られながら生きるなど死んだも同然。
まあそうだな。
でもここにいたいならここのものと契約させなきゃだしなぁ。
ウーシュカ
………。
ウーシュカ
あなた様は私があなた様のことを嫌いだと思っておられるのです?
………。
お前はここの家が好きだろ?
ウーシュカ
まあそうですね。
ウーシュカ
ここはとても心地よいですから。
ウーシュカ
「私」にとっては。
そう。 俺にとってはただの作業部屋なんだ。
俺はもう飽きた。
ウーシュカ
王はまだ「生産」を望んでいます。
ウーシュカ
裏切れば死が待っているのはご存知でしょう。
………。
別に死ぬのが少し早くたっていいさ。 元々この技術がなきゃ殺されてた。
俺は罪人だからな。
ウーシュカ
まあわかりました。
ウーシュカ
あなたはここから出ていきたいんですね?
あぁ。
一生ここでいるのは俺の性に合わねぇ。
ウーシュカ
わかりました。
ウーシュカ
じゃあ…。
ウーシュカ
私も連れていってください。
それはできない。
お前はここで暮らせ。 ここなら無限の時を過ごせる。
それに充電ができなければお前は動けないだろう。
ウーシュカ
予備バッテリーがあります。
ウーシュカ
これをいくつも持っていればいいでしょう?
………。
ウーシュカ
なんです?
私は邪魔ですか?
私は邪魔ですか?
邪魔ではないが…。
ウーシュカ
王はどうせ追っ手を放つでしょう。
ウーシュカ
それらから身を守るなら私がいることが1番最善でしょう。
ウーシュカ
そういうように作ったのはあなた様です。
後悔…しないか?
ウーシュカ
………。
断言します。
しません。
ウーシュカ
あなた様以外私の中で価値のあるものがありません。
…わかった。
じゃあ1時間で荷物を全てまとめろ。
もう一度言う。
後悔するなよ。
ロルベニア
はぁ。
ロルベニア
お前の人生を壊した俺が唯一できることが永遠の時を与えることなんだが…。
ロルベニア
それすらさせてくれねぇか。
ロルベニア
まあいい。
ロルベニア
あの王はどうせそろそろあの女どもの相手をすることになるし追っ手はそこまで大人数じゃねぇだろ。
ロルベニア
…移動兵一人連れてきゃいいか。
ウーシュカ
…主。
ロルベニア
ん?
ウーシュカ
いきましょう。
準備はできました。
準備はできました。
ロルベニア
わかった。行こうか。
ロルベニア
(…俺は早めに逃げるが…。)
ロルベニア
(お前はどうする?)
ロルベニア
(シルブレッド。)
シルブレッド
…ねっむ。
シルブレッド
………。
シルブレッド
ロルベニアは逃げ出した…か?
シルブレッド
まーいいやぁ。
シルブレッド
今からくる客人に備えておくかねぇ。
シルブレッド
おっもしれぇやつが来てくれるといいんだが…。
シルブレッド
それにしても…。
この国はどうなることやら。






