朝の5時半。駅前で簡易テーブル、椅子の占いの店を広げていたピースだが
きょうはもう占いの客は来ないだろうな、と思いつつも、 店じまいはせずに、ぼんやりと目覚めていく街並みを眺めていた。
すると、例の顔なじみの警官が警ら用自転車に乗って、ピースに近づいてきた
警官
ピース
警官
警官
警官
ピース
ピース
まあ、夜中はシルヴィア剣も夜風に当ててたけどな
ピース
ピース
ピース
警官
ピース
ピース
警官
警官
ピース
ピース
ピース
そう言ってピースは、妖艶に微笑み、汁気がたっぷりの桃を いやらしく長い舌で舐め取って見せる
少し近づいただけで怪しく甘い桃の蜜の香りが辺りには漂い
刃物のように鋭いつり目の美しい顔が、警官を見つめニヤッと笑う。 そこら中の、赤く、身体の内部をさらけ出しているような切り傷は
体中に花が咲いているように、毒々しく、美しかった。
この男はまだ未成年だったと記憶しているが、 それにしても化け物じみた色気に、男はたじろいだ
警官
ピース
警官
ピース
ピース
ピース
ピース
ジュルリ
ピースは尖った八重歯を見せながら、器用に桃の皮を歯で剥いては ペッと地面に吐き出す。
そのまま熟した桃をマイペースに食べ続ける。 その姿はなんだか凄く淫らな物を見せられているようだった
警官はやれやれ、と頭を振った。
警官
警官
ピース
ピース
警官
警官
ピース
警官
警官は自分のスマホで検索したヘビーレインズの紹介ページを見ながら言った
警官
ピース
ピース
ピース
ピース
ピース
警官
警官
警官
警官
ピース
ピース
ピース
警官
ピースは立ち上がると、警官に向き直る。
そのまま警官に顔を10センチくらいまでぐいっと近づけて バチッとウインクを決めた
警官
ピース
ピース
またもやあくびをしつつ、スタスタと立ち去るピースに置いていかれ、 男は何度目かのため息をついた
自分より2周り、いや3周りほど年下で、 自分と同じくらいの上背の男にウインクされて
警官
そんな事を考え、男は自転車を飛ばし、朝の街をピースとは反対方向の 西新井警察署の方へ走り去った
戻らない!!!!!!!
コメント
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エロピースおいしかったです… ピースの顔面の描写に、そのとおおーり!と心の中で拍手してしまいました😭 いつも小説の投稿楽しみにしています。