4月1日
10年ぶりにこの日記に書きとめようと思う。
最後にこのノートを書いたのは、多分彼女の死を聞いてから。
まだこぼれた涙の乾いた後が残っている。
10年前を振り返った。
風雅
父親
風雅
父親
風雅
父親
風雅
新しい家族
赤ちゃんみたいに神聖なものじゃない
父親が一方的に決めた
新しい母親と、その子供。
俺の母親は俺が8つの時に父親と離婚した
行方は知らない。
興味がなかった。
冷めた子供だったな、俺。
父親
風雅
父親
風雅
義母
義母
風雅
義母
風雅
義母
風雅
義母
義母
りおん
風雅
風雅
りおん
りおん
風雅
りおん
風雅
風雅
りおん
風雅
風雅
風雅
風雅
りおん
りおん
風雅
風雅
りおん
風雅
俺はりおんと話した。
闇が見えた。
りおん
風雅
りおん
風雅
りおん
風雅
風雅
りおん
りおん
風雅
りおん
風雅
りおん
りおん
りおん
風雅
風雅
そこから俺とりおんの
秘密の計画が始まった。