どうしても伝いたいその3文字は
いつになったら
あなたに伝えることができるのかな?
ねえ今からあなたに。
告白しても、いいですか?
ピピ ピピピ!!ピピピ!!
宮島 風香
神さま…あと5分。5分だけ寝させてください…。
宮島 風香
宮島 風香
私は急ぎ足で部屋にあるベランダに向かう。
そしてカーテンを開け、ドアを勢いよく開ける。
ベランダ用のスリッパを履いて、外の様子を見る。
宮島 風香
ドキン
いた…あの人だ。
毎朝6時に私の団地周辺に新聞を届ける高校生らしき人…。
自転車をこいで、明るい笑顔で新聞を届ける。
多分、バイトだろうなと思う。
あの人とあったのは三ヶ月前。
たまたま朝の散歩をしていた時に見かけたのだ。
一生懸命にペダルを漕ぐ彼に一目惚れした。
名前も知らないし、年齢も高校の場所も知らない。
それでも、私はただ単に思いを届ける。
宮島 風香
宮島 風香
神様。
この恋は許されるのでしょうか。
遠くでもいいので
恋してもいいでしょうか。
宮島 風香
南 莉子
宮島 風香
彼女は幼馴染で大親友の南 莉子。
私の恋愛相談をよく聞いてくれる
心やさしき人だ。
南 莉子
宮島 風香
南 莉子
如月 瀧
南 莉子
宮島 風香
彼は如月 瀧くん。
莉子が密かに思いを寄せてる人。
南 莉子
宮島 風香
南 莉子
宮島 風香
南 莉子
こんな何気無い日々が毎日続きますように。
密かにそんなことを願った。
-放課後-
南 莉子
宮島 風香
南 莉子
宮島 風香
宮島 風香
今日も大変だったな〜
私は思わず、上を見上げる。
相変わらず、空は夕日色だ。
宮島 風香
ふと、そう思う。
何気ない景色だけど、温かい気持ちになる。
ガッターン
宮島 風香
後ろから物事が聞こえた。
びっくりして後ろを振り向く。
宮島 風香
大きな石につまずいて、自転車ごと体が崩れたみたい。
宮島 風香
???
宮島 風香
ふと、思った。
この顔、見覚えが…。
???
宮島 風香
???
もも、もしかしてもしかしなくても…。
宮島 風香
???
高瀬 桐生
宮島 風香
まさか、こんな出来事出会えるものなんですか…!?
高瀬 桐生
宮島 風香
宮島 風香
高瀬 桐生
宮島 風香
緊張と驚きが私をサンドウィッチしてる。
ななななななな、ななななぜここに…
神様!?これはどういうことですかー…!?
こんなにちゃっかり出会っちゃっていいのですかー!?
高瀬 桐生
宮島 風香
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
高瀬 桐生
宮島 風香
高瀬 桐生
-中央公園-
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
私は桐生さんの膝に消毒を当て、絆創膏を貼る。
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
宮島 風香
高瀬 桐生
宮島 風香
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
高瀬 桐生
宮島 風香
ペチン
宮島 風香
高瀬 桐生
宮島 風香
ドキン
宮島 風香
ガタン
高瀬 桐生
宮島 風香
宮島 風香
桐生さんが買ってきたのは、ホットココアだった。
初対面なのにこんなに優しくしてくれるなんて…
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
宮島 風香
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
高瀬 桐生
高瀬 桐生
宮島 風香
これは偶然なのでしょうか
それとも運命なのでしょうか
宮島 風香
ねえ神様。
どうにか教えてくれませんか…!?
♡1000で続き書きます❗️