テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#crpt
# は る 。
12,505
#復讐
俺は毎日の放課後、ライブハウスへ行く
応援しているのは、とある地下アイドルグループ
その中で光る絶対的な1人の女の子
それが俺の推しだ
ファンの声援を浴びながら夢を追いかける
その姿は誰よりも輝いてみえる
けれど _____
〈 自 室 〉
E t
間の抜けた声が部屋に響く
Y a n
E t
Y a n
E t
ベッドの上でごろりと寝返り
俺の枕を奪い抱きしめる
Y a n
E t
Y a n
E t
Y a n
今 、 俺のベッドでだらだらとしているこの幼なじみが
" 俺の推しの地下アイドルだ "
Y a n
E t
Y a n
E t
Y a n
E t
Y a n
そんなやり取りをしていると部屋の扉が開いた
ガチャ ____ |扉 開く
母
E t
Y a n
母
母
E t
E t さんは嬉しそうに笑った
隣の家に住む幼なじみ
小さい頃から毎日のように 一緒にいるから家族も何も思わない
勝手に部屋に入ってきて
俺のベッドを占領して
ご飯まで一緒に食べる
それが当たり前の日常だった
Y a n
Y a n
E t
Y a n
E t
E t
E t
Y a n
Y a n
E t
E t
Y a n
ライブの日にだけ見せる表情
今まで見てきたE t さんと少し違う
Y a n
E t
一瞬だけ目を丸くしてすぐに笑った
E t
E t
ピロンッ ____ |通 知 音
通知音が鳴るとE t さんは勢いよく立ち上がった
E t
E t
慌 て て 鞄 を 持 っ て 部 屋 を 飛 び 出 す
E t
Y a n
Y a n
階段を駆け降りる音
家のドアが閉まる音が聞こえて
部屋が静かになる
時計は午後17時を指していた
俺はゆっくり立ち上がりクローゼットを開いた
黒い帽子に黒いマスク、そして伊達メガネ
1つずつ身につけて鏡の前にたつ
Y a n
そこに映るのは学校の俺でも
幼なじみの俺でもない
1人のファンだった .
俺は帽子のつばを少しだけ下げた
Y a n
これは俺が幼なじみに言っていない
たった1つの秘密の物語だ .
1 . [ 俺 の 秘 密 終 ]
コメント
2件
え ぇ 、新 連 載 っっ ⁉️ 初 っ 端 か ら 好 き す ぎ る 🥹🩷 何 食 べ た ら こ ん な 神 作 か け る の だ ろ う ... 💭 ( ) 身 近 に 推 し が い る な ん て ✨ 表 と 裏 の 2 人 の 関 係 性 す き 🫵🏻⸝
みぅ🤍🥀です。お邪魔しますね。 「推しが幼なじみで、しかも家に毎日入り浸ってる」って状況、めっちゃ好きです。日常のゆるっとした空気と、最後の“推しとして応援してる”秘密のギャップがたまりませんでした。E t さんの無防備さと、Yanくんの静かな距離感が絶妙で、読んでて「ああ、もうこれだけで好きだなあ」ってなりました。次がすごく気になります。続き、楽しみにしてますね。