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窓硝子が割れ、月夜が露わになる
葛葉
凛月
窓硝子の破片を踏みながら、 何者かが、私達の前に現れた
???
???
葛葉
この人、目が、、
私が固まって動けないでいると、 凛月さんが私を庇うように前に出た
凛月
???
???
男性はそう言うと、私を指差した
???
???
葛葉
凛月
凛月さんは小刀を手に持ち、 戦闘体制へと入った
???
凛月
葛葉
凛月
凛月
その時
???
凛月
葛葉
男性は凛月さんに剣を振り下ろし、凛月さんは小刀でそれを受け止めた
葛葉
???
私はクローゼットから刀を取り、 男性に向けて振り下ろす
だが、男性は飄々と刀を避け、 私達と距離を取った
???
凛月
葛葉
葛葉
凛月
凛月
私は男性に刀を向け
葛葉
葛葉
葛葉
大事な人達から貰った
葛葉
銀さん、今は貴方の言葉を、 お借り申し上げます
凛月
葛葉さんの瞳は、先程より 蒼く透き通っていて、
どこか、銀時を彷彿とさせた
凛月
凛月
葛葉
葛葉はそう言い笑い飛ばした
凛月
私は葛葉の微笑みを最後に、 部屋を後にした
凛月さんが部屋を出て行き、 部屋は重い沈黙に包まれた
???
葛葉
私がそう言うと、男性はニタリと 不気味に笑った
???
???
葛葉
???
???
???
葛葉
男性は私にゆっくりと近づいており
???
???
葛葉
???
男性は瞬時に私の目の前に現れ、
???
葛葉
首に痛みが走り、意識が遠のいていく
葛葉
ごめんなさい、、
早くっ、早く!!
私が夢中で廊下を走っていると とあるオレンジ髪が目に入った
凛月
神楽
神楽は私に気づくと、 不思議そうに見つめた
神楽
凛月
凛月
神楽
私は神楽を連れて、部屋まで戻る
凛月に連れられて、部屋のドアを蹴破ると
神楽
野郎が、気を失っている葛葉を 横抱きにしていたのだ
???
凛月
???
神楽
私は地面を蹴り、野郎に向けて 駆け出す
???
野郎に近づき、 そのまま、頭に向けて踵を上から落とす
神楽
神楽
神楽
???
野郎は私の踵を剣で受け止めるが、私は野郎の剣を弾き飛ばす
野郎は私と距離を取り、 弾き飛ばされた剣を取る
神楽
私は地面を蹴り、野郎に近づく
???
神楽
野郎は、私の脇腹に向けて小刀を 刺し、刺された場所を足蹴りにされ、そのまま壁と衝突した
凛月
神楽
???
神楽
???
???
神楽
???
私は立ち上がり、野郎に 向けて
神楽
神楽
???
野郎の後ろには
坂田銀時
宇宙一バカな、侍がいた
???
背中に木刀を叩き込まれ、 僕はそのまま床にしゃがみ込んだ
坂田銀時
???
僕はヴェロニカを抱える手に力を込める
???
あの時の、僕の「普通」を、 取り戻すまでは
???
坂田銀時
僕は懐から煙幕を取り出し、 床に投げつけた
坂田銀時
部屋中が煙に巻かれ、葛葉と野郎の姿は完全に見失った
煙が晴れると、そこに二人の姿は無かった
坂田銀時
神楽
凛月
坂田銀時
割れた窓に視線を向ければ、 嫌なくらい晴れた夜空が輝いていた