葛葉
目が覚めると、見覚えのない天井が目に映った
???
葛葉
隣には先程の男性がおり、 私は急いで飛び起きる
だが、
葛葉
私の首に、鎖がつけられていた
???
???
葛葉
私は必死に鎖を外そうとするが、 鉄で作られている為か、外れない
???
葛葉
男性は私の手から鎖を離し、 甘ったるい笑みを私に向けた
???
???
葛葉
男性に抱きしめられ、嫌悪感に身を包まれる
嫌だ、やだやだ、
「そん時は、俺がその苦しみ、苦しませてる奴を叩き斬ってやる」
葛葉
助けて、、
志村新八
ホテルのロビー、新八のそんな声が響き渡る
坂田銀時
神楽
志村新八
お妙
長谷川泰三(マダオ)
その時、凛月が口を開いた
凛月
坂田銀時
神楽
凛月
神楽
凛月
坂田銀時
あの野郎の目は、正に獣の瞳そのものだった
志村新八
凛月
長谷川泰三(マダオ)
凛月
凛月
俺たちは顔を見合わせ
坂田銀時
志村新八
神楽
お妙
長谷川泰三(マダオ)
坂田銀時
坂田銀時
俺は新八達を代表して、凛月に 伝えた
凛月
坂田銀時
凛月は俺の顔を見て、小さく笑った
凛月
坂田銀時
志村新八
凛月
長谷川泰三(マダオ)
凛月
志村新八
凛月
坂田銀時
俺は凛月の頭を軽く叩いた
凛月
凛月
その時、場の雰囲気が固まった
志村新八
神楽
凛月
神楽
長谷川泰三(マダオ)
坂田銀時
俺は立ち上がり
お妙
坂田銀時
俺はそう言い残し、その場を去った
凛月ちゃん達が言い争っている中 私は銀さんの背中を見ながら 静かに微笑んでいた
志村新八
お妙
お妙
志村新八
お妙
志村新八
お妙
志村新八
新ちゃんは卵焼きを食べて、そのまま眠ってしまった
お妙
神楽
凛月
長谷川泰三(マダオ)
お妙
私が一歩近づくと
神楽
凛月
長谷川泰三(マダオ)
お妙
葛葉ちゃん、早く帰ってきてちょうだい
私達は、いつでも待ってるから
俺は便所には行かず、 一人夜空を見つめていた
坂田銀時
俺はポッケから、蒼い簪を取り出す
坂田銀時
坂田銀時
頭に一瞬、葛葉の微笑みが 過った
坂田銀時
俺は頭を掻きながら、 夜空に想いを馳せた
葛葉
私は俯いていた顔を上げ、 窓に視線を向けた
窓を覗けば、そこは満天の 星空だった
葛葉
銀さんと、初めてのキスを交わした日もこんな夜空だった
葛葉
私は両手を胸のところで握りしめた
最近、自分が変だと感じる事がある
銀さんを見ていると、心臓が 締め付けられているような苦しさ に襲われる
葛葉
私は届く筈もない想いを星空に 馳せた
翌朝、俺達はとあるデカい ビルの裏にいた
坂田銀時
凛月
神楽
凛月
俺たちは二手に分かれて、それぞれの役回りに回った
グループは二つに分かれ、 俺ら万事屋グループは葛葉を見つけ出し、凛月達はそれまで 時間を稼ぐという作戦だった
志村新八
神楽
坂田銀時
俺が地図を読み直そうとした、 その時
新八と神楽がいる床が 抜けたのだ
志村新八
神楽
坂田銀時
二人はそのまま重力に従って 落ちていき、次第に見えなくなった
坂田銀時
その時、俺の正面にとあるモニターが現れた
田辺稲造
坂田銀時
画面には、あの時の野郎がいた
田辺稲造
田辺稲造
坂田銀時
田辺稲造
???
俺は木刀を腰から抜く
また、あんなツラに戻すってのか?また、アイツにあんな思いをさせるってのか?
また、アイツから笑顔を奪うのか?
坂田銀時
俺は、モニターに向けて強く睨む
田辺稲造
田辺稲造
田辺稲造
坂田銀時
俺は思わず笑みが溢れた
田辺稲造
坂田銀時
坂田銀時
坂田銀時
俺はモニターに向けて木刀を 突き出し
坂田銀時
坂田銀時
俺がそう言うと
田辺稲造
田辺稲造
その時、とあるエレベーターの 扉が開いた
坂田銀時
田辺稲造
そう言い、モニターの画面は 黒で塗りつぶされた
坂田銀時
俺はエレベーターに乗り込んだ
エレベーターに乗っている中、 俺は簪を見つめていた
会えたら、なんて言おうか
これが終わったら、葛葉と どこへ行こうか
坂田銀時
俺は簪をしまい、エレベーターの ドアが開き、そのまま外へ出た
エレベーターから降りると、 薄暗い廊下に行きついた
田辺稲造
そして、廊下の最奥には
葛葉
坂田銀時
葛葉が椅子に縛り付けられていた
目が覚めると、見た事のない 廊下が映っており、椅子に縛り付けられている状態だった
そして、エレベーターの開く音がし、エレベーターから姿を現したのは
葛葉
坂田銀時
愛してやまない、銀髪の侍が いた
葛葉が無事、それだけでも 俺は安堵した
田辺稲造
坂田銀時
田辺稲造
坂田銀時
田辺・銀時 姫さん/お姫様を取り戻す戦いを
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