TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ナレーション

10年前…
(抗争の内容はご想像にお任せします)

ドラケン

マイキーーッ!!!どう言うことだ!!
なんでこうなっちまったんだよ!?!?

マイキー

あ?うるさい
なんでも何もないだろ
(表情一つ変えずに殴り掛かり)

エマ

マイキー!ドラケン!!

ドラケン

ーッ、クッ!!
(何とか交わすと不意に聞こえた声にハッとして視線向け)
エマ、来るな!!

エマ

え、でもっ

ドラケン

くそっ、場地!!

場地

あ?っ、ンだよこっちはこっちで、(バキッ)

ドラケン

頼む!!エマ連れて逃げろ!!

場地

は?エマ?…って、あンの馬鹿がッ
(言葉に視界巡らせエマの姿捉えると舌打ちして駆け寄り)

エマ

え?ドラケン!どういうこと?!これ、なに?!

場地

エマ、いいから来い!!!

エマ

場地?!やだ!!ドラケン!!マイキー!!!

ドラケン

ッ!(頼む、エマ…お前は関わるなッ)

ナレーション

抗争が繰り広げられていた中、エマは場地によってその場から離された
辿り着いたのは見慣れた駅

場地

ったく…此処まで来ればなんとか…

エマ

場地!何が起こってるの?!なんでマイキーとドラケンがっ!!

場地

あー…話せば長くなる
今はンな説明してる暇ねーよ
オマエはこっから離れて、暫く2人には会うな

エマ

は…?え?なんでよ!ウチも此処にいるよ!!

場地

ドラケンがオマエを逃がしたんだぞ!!
頼むワ…オマエは今は関わるな

エマ

ーーーっ

ナレーション

あれから10年の月日が流れた
抗争は数日続いたとエマは聞いていた
ドラケンの負傷、マイキーの失踪
その事が、終止符となり…徐々に平穏な日々に戻っていった

エマ

あれから、もう10年か~

ナレーション

買い物中、ふと空を見上げて思い出す
必死なドラケンの姿、光を無くしたマイキーの目

エマ

ねぇ、場地…ウチはいつまで、こうしてればいいのかなぁ…

ナレーション

ポツリと呟く
気が付けば、見知らぬ場所へと辿り着いていた
周りは小さな店が数件
その中に、少し目立つバイクが並ぶ店…

エマ

バイク屋?
こんなところにあったんだ…そう言えば、ドラケンの夢ってバイク屋だっけ

ナレーション

懐かしさに思わず店先へと歩を進める
中を覗けば、バイクに向かって作業をする店員の背中が見えた
ドラケンの背中と重なる

エマ

ドラケン……

ドラケン

?…っ?!エマ…エマ、か?

ナレーション

何気なく呟いただけだった
彼だと思ったわけじゃない
ただ、背中が重なっただけ…けれど、振り向いたその人は…その顔は…ドラケン本人、だった

エマ

………っ、うそ…、ほんとに、ドラケン…?

ドラケン

……………

ドラケン

(気まずい、そう感じた。突き放したのは、俺だ。
俺の知らない何処かで、幸せになってると、そう思っていた。もう二度と、会えないだろうと。
店先に驚いた表情で俺を見つめるエマの姿。
駆け寄りたい衝動を必死におさえて、拳を握る)

ドラケン

久し振り、だな。元気してたかよ

エマ

う、ん…元気だったよ

エマ

(それ以上の言葉が出てこなかった。
目の前にいるその人が、本物か分からなくて。
幻かもしれない、そう思う気持ちが拭えなくて。
ただ、会いたかった。ずっとずっと、会いたかった。
その気持ちが溢れて、涙が溢れそうになるのを、必死に堪える)

ドラケン

そうか…今日はどうしたんだ、こんなとこ来ンの初めてだろ。見掛けたことねーし。

エマ

あ、うん。気付いたら此処まで来ちゃってて…
ウチ、考え事してたからな~(あはは)

ドラケン

なにやってんだよ、バーカ
考え事なんかして歩いてんじゃねーよ、危ねぇだろ。

エマ

バカってなにっ、ウチだって考え事くらいするよ!
へーき、この辺滅多に車通らないし、道も広いもん

ドラケン

いやそういう問題じゃねぇ

エマ

?、じゃあどういう問題?

ドラケン

あ?あー…いや、まぁいいワ
つか、オマエ今暇?

エマ

暇って言えば暇、かなぁ

ドラケン

ふはっ、なんだそれ煮え切らねぇな
どっちだよ

エマ

……暇です

ドラケン

だろうな。
ンじゃ、ちょっと待ってろ、直ぐ戻っから

エマ

うん?分かった

蒼海月

はい、ひとまずは此処まで

蒼海月

この続きは制作中です

蒼海月

10年の時を経て再開した二人

蒼海月

それからどんな未来が待っているのか…
マイキーや場地はどう関わってくるのか

蒼海月

楽しみながら作っていきます♪
期間はおそらく空いてしまいますが、待っててもらえたら嬉しいです!

蒼海月

それでは、続きでお会いしましょう♪

ドラケン

読んでくれてサンキュな

エマ

またね~♪

end

その手を離さない

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚