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時は少しばかり遡る
No side
𝙸𝙽王の間
ナイコ
扉を開ける音と共に、11名の騎士が部屋へ入る
リエ王
全員が中へ入ると、部屋の真ん中で一列になり、
片膝をついて腰を下げる
これは、王への忠誠を誓うための城で伝わる習わしで、一番最初に教えられる作法
ナイコ
リエ王
リウラ
リエ王
ホトケ
魔族という言葉を聞くだけで場の空気は重くなった
それは、彼らにとって魔族とは強敵であると悟っていた
イフ
リエ王
ユウ・キサラギ
ユウ・キサラギ
ユウ・キサラギ
研究専門のユウは、下を向きながら答える
それに対して、低くそれでも芯の通った声が部屋に響き渡った
リエ王
コエ
少しの間が生まれ、場は静寂に包まれる
そんな中、場に残ったのは鳴り続ける秒針の音だけだった
そして、ところで、と前につけた王は疑問を口に出す
リエ王
ナイコ
レル
数人が後ろにかけられた大時計を見るため振り返る
そんな時計は短針が「11」を指していた
ユウスケ
リエ王
クニ
ショウ
リエ王
ユウ・キサラギ
リエ王
リエ王
ナイコ
コエ
リエ王
ナイコ
ユウスケ
コエ
ユウ・キサラギ
ナイコ
コエ
ユウスケ
ユウ・キサラギ
ユウ・キサラギ
コエ side
森に、草木を踏み分ける音だけが響く
僕たちは、響のみんなを探すべく、任務先の場所に来てるんだけど...
コエ
見つかる気配は無さそう
不安感を抱いているのは、僕だけでは無かったようで
ナイコ
ユウ・キサラギ
ユウスケ
アニキが指を指す方向を一斉に向く
そこには、
コエ
ナイコ
ユウ・キサラギ
ユウスケ
コエ
そうして、僕たちはその霧の方へ向かって歩き出す
どうやら、その呪いはあの森一帯全てにかかっているらしい
そして、何故か僕たちが見ている空よりも暗い
いかにも、不気味ですよーと言わんばかりの雰囲気を醸し出している
ユウ・キサラギ
ユウスケ
ナイコ
ふと、ナイコくんは森の目の前で立ち止まり、
森の方をじっと見つめた
ユウ・キサラギ
ナイコ
そう言うと、ナイコくんは手を森にかざし、
魔法を放った
ナイコ
コエ
ナイコくんの手元から光が広がり、やがて一本の線となる
ユウスケ
ユウ・キサラギ
魔力探知は難しい魔法で一朝一夕では出来ない
この団の中でも使える人は少ない
"多分"僕も使えない
コエ
ナイコ
ナイコ
その言葉に少しだけ安堵する
でも、そんな事を思ってる暇もなく次の行動へ移動する
ユウスケ
ユウ・キサラギ
そんな会話をした瞬間
視界が急に晴れた
コエ
ユウスケ
ナイコ
ユウ・キサラギ
コエ
ユウスケ
ナイコ
ユウスケ
ユウ・キサラギ
ナイコ
その瞬間、ナイコくんは強く地面を蹴り音のする方へ飛び込んで行った
コエ
そんな、声は届くわけもなく、ナイコくんは遠くの景色へ溶け込んでいった
ユウ・キサラギ
ユウスケ
No side
ラン
ナイコ
コサメ・アメノ
ミコト
ユウ・キサラギ
スチ
ミディ
ナイコ
ミディ
ユウスケ
ユウスケ
ユウスケの攻撃で凄まじい雷鳴が音を立てて落ちる
そんな、大胆な攻撃に一同は唖然として見ている
対処しきれず、攻撃に当たったミディは彼らと距離を取るように後ろへ下がった
ヒマナツ
ミディ
コエ
ラン
そんな中、地面に膝をつき、肩で呼吸をしている者がミディの目に止まった
ミディ
ユウ・キサラギ
ミディ
ユウ・キサラギ
ちらりと、目線を合わせる
その目線の先には、"コエ"が居た
コエ
ミディには死角になって見えない場所で立っている
そこへ、ユウが魔法を放つ
ユウ・キサラギ
ミディ
ナイコ
ミディ
コエ
ミディ
油断をしたミディは、眩い光で包み込まれた
そして、一筋の線__
旋律として、ミディの身体を貫いた
ミディ
ナイコ
ミディ
ミディ
やがて、魔族だった者は灰となり散った
はい!159タップお疲れ様でした!
多分、私の投稿頻度が遅い理由は一話に2700文字もかけてるからだろうな...
すんません...
プロットでは1700文字のはずだった...
まぁ、そんなことは置いておき!
最後まで見てくれてありがとうございました!
次回!
帰ってきた響達の暖か?な日常。
お楽しみに!
おつありん!