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ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
ぺと
お腹がすいた
今日も俺の母親は俺を殴る
うんざりしていた
子供は大人の言いなりだ
しかもこいつにとって俺はただのサンドバッグに過ぎない
頭が痛い
産んでくれなんて頼んでない
死にたい
でも死ねるような勇気なんてない
窓から笑い声が聞こえる
きっと俺とは違う世界の人だ
あいつらはきっと楽しい人生を送ってる
こんなクソみたいな家庭何て知らない
平和な世界で生きてる
あぁ
俺だって
ずっと
───────────
次に目を覚ました時は
もうどこにも母親は居なくて
ただ暗くて静かな時間が経っていた
次はいつ帰ってくるんだろう
もう力が入らないほと衰弱していて
自分の体じゃないようだった
ただ今日は何だか外が騒がしい
ガチャン
もう帰ってきたのか?
なんて考えていると
明らかに違う奴らの声がした
警察
警察
誰
狭い空間に知らない人の声が響く
警察
見つかったようだ
母親が寄越した奴らか?
警察
警察
うるさい お前らに俺の体調なんか どうでもいいだろう
警察
変に抵抗なんてする力なんてなかった
もうどうでもいい
連れてこられたあとは
変なところに案内された
妙に貫禄?を感じる女性がいる
だいぶ綺麗な部屋に案内され
緊張が解けなかった
sm
人との会話なんて久しぶりで
なんて答えればいいかも全く分からなかった
玲
玲
すまいる…?
突然の言葉に少々混乱してしまった
きっと俺の事を指しているのだろうが
何故あだ名なんか付けたのだろう
玲
猫…
俺がたまに外に出ると後をつけてきてくれた
あと、獣は正直だ
人のように妙に取り繕ったり嘘をついたりする事がない
猫は俺にとって唯一気を許せるような存在だった
sm
玲
玲
あって間もない他人だぞ
しかもお母さんは?
何故俺にそんな手を尽くそうとする
突然の提案にだいぶ困惑した
玲
─────────
難しい言葉ばかりで理解できたのは少しばかりだが
お母さんは捕まったらしい
薬?をしていたようだ
悪いこと…?なのだろう
玲
玲
状況はだいたいわかったが
やっぱりこの人の狙いがイマイチ分からない
でも この人にメリットはなくたって
俺はもう帰ることが出来ないのは事実だ
ただ…この人は信用できるのか?
なんて考えてはみたが
今の俺にそんなこと考えるような暇はない
そもそもほぼ、選択肢は一つだ
死にたいなんて思ったのはただ逃げようとしただけ
いまは逃げ道が2つある
生きたい
逃げさせて欲しい
sm
玲さんはニコッと笑って
優しく俺の頭を撫でてくれた
少し安心したからか
一気に脱力感が出てきて
瞼が急に重くなった
sm
玲
ほんと
なんなんだよそのあだ名
猫
猫
ふわふわした感触が顔に覆い被さる
息がしずらいけど何だか安心できる匂いだ
sm
まだ寝起きで働かない頭をゆっくりと 起こす
するとそこには沢山の猫が集まっていた
sm
sm
猫
猫
甘えたいのか俺に頬擦りを繰り返してくる
何となく手を伸ばして撫でてみると
猫はゴロゴロと喉を鳴らした
sm
玲
ッッビク!
突然後ろから声をかけられ
肩が勢いよく揺れた
玲
玲
ニコニコと笑って俺の頭を少し乱暴に撫でてくる
sm
悪い気はしなくて
心が少し溶けていく感覚があった
玲
sm
#1 終
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