ーPM8:30ー
貴方
隣から男性の声が聞こえて 私は目を泳がせながら呟いた
私
人と話すのが苦手な私は素っ気なく答えて、少し男性から離れながら考えた
私
私
貴方
私
静かにそう答えると
あまり乗り気じゃない私の様子に彼は少し申し訳なさそうに謝った
貴方
私
…話すのが嫌なはずなのに
私の口は無意識に返事をした
貴方
貴方
私
今の返事は無意識じゃなく、本心。
誰かと話すのなんて久しぶりで
なんだか楽しかった
…私、話すのが苦手だったんじゃなくて
『話すこと』に慣れていなかっただけなのかも───。
私
貴方
貴方
私
貴方
私
貴方
貴方
貴方
貴方
貴方
私
私
それから私達は毎日夜8時半にコーヒー1杯分の会話をした
名前も年齢も職業にも触れずに
日常の話をよくした
名前も年齢も知らないのにどうして話がそんなに続くかって?
それはきっと貴方だから──。
彼と初めて会った日から半年が経とうとしていたとある日
私はある事が気になって 問いかけてみた
私
貴方
私
私
貴方
貴方
私
私は少し積極的に聞いてみた
…今日の私は別人みたいだ
私
私
私
私が急かすと貴方は屁理屈を言う子供のように呟いた
貴方
私
貴方
私
私
私が更に攻めると、貴方は覚悟を決めたように私を見た
貴方
貴方
私は貴方のその言葉を待ってましたとばかりに頷いた
私
私
貴方
私
私
貴方
貴方
初めて見た貴方の照れ笑い。
つられて私も笑った
私
私
私
貴方
貴方
私
私がそう返事をした時
手元のコーヒーカップから少し苦くて甘い香りが立ち上って
私達を祝福しているように 感じた───
コメント
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んん、、微妙、、 これ前リメイクしたような気がするけど多分消したな コーヒー1杯がタイムリミット、って設定は悪くないけど所々の展開がごちゃごちゃだし表現が微妙すぎるなぁ… しかも教えてくださいよ笑 の煽り感はんぱなくて見てられないww もっと柔らかく微笑む感じ表現出来なかったんか、、(
ロマンチックだ!! コーヒー1杯分の会話なんか、いいですねっ!!(語尾力w)
夜の静寂に香る大人の恋愛、とても素敵でした!