きんとき
ふぅ……
ただの幼馴染と出かけるだけ
そうわかってても
きんとき
…好きなものは好きだからな……
同性愛とか幼馴染との恋とか
そんなの叶うわけないし
それに非現実的だ
きんとき
……でも
やっぱりBroooockが好き
その事には変わりはない
きんとき
……早く行かないと
とにかく彼を待たせないようにしないと
あそこにいるのは……
きんとき
Broooock……
Broooock
えっと……
MOB
な?ちょっとだけでいいから
……誰だかわからない人がいた
Broooockの知り合い……では ないみたいだ
いわゆるナンパだ
元々Broooockは老若男女に好かれるからまぁ分からなくもないけど
きんとき
ねぇ
MOB
あ"?
きんとき
その人。俺の連れなんだけど?
MOB
だからなんだよ
……どうやら日本語が通じないようだった
きんとき
日本語通じない?
きんとき
早くどっか行けって言ってんだよ(低音)
MOB
ヒッ!
きんとき
はぁ……
きんとき
Broooock?大丈b
Broooock
きんときぃ……グスッ
きんとき
!?どうしたの?
Broooock
怖かったぁ……グスッ
きんとき
ごめんね遅れて
アイツがしつこかったのが 原因だとわかった
こんなに怯えるまでだったのだろう
Broooockを守ってあげたい
そんなことが思い浮かぶ
あぁ……
やっぱり好きなんだ
Broooock
きんとき……?
きんとき
ん?
Broooock
ごめんね……
きんとき
どうして?
Broooock
だって……きんとき元気なかったから出かけようって誘ったのに……
Broooock
迷惑かけちゃったし……
きんとき
迷惑じゃないよ
きんとき
ほら。どこか行こう?
Broooock
……うん!ニパッ
太陽のように輝く笑顔を見せる Broooockは俺にとって天使のように 思えた
次回 ♥~5000