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今日は12/31
今年最後の日だ
シン
年越しそばも食べましたし、今日はもう寝ますか、湊さん？
湊さん
……あぁ。
シン
明日俺、お雑煮とおせち作ります！
シン
楽しみにしててくださいね。
湊さん
シンの作るお雑煮とおせち楽しみだな
湊さん
（きっとうまいんだろうなー。）
湊さん
ってそうじゃなくて
湊さんにシャツの裾をつかまれて
湊さん
……今日はシないのか？
湊さんからの突然のお誘いに
パニックになりそうだった
シン
……そんな可愛いお誘い受けたら俺、歯止めがきかなくなりますよ？
湊さん
…………ぃぃよ。正月くらい、ゆっくり過ごしたいからな。
シン
……じゃあ、一緒にベッドに行きましょう？
湊さん
……ぅん。
湊さんの手を引きながら
寝室へ向かう
この瞬間
俺の史上最高の年越しが
確定した
ー寝室にてー
除夜の鐘が鳴り響く中
俺の下で可愛く乱れる湊さん
シン
（ほんと最高の年越しだな）
疲れ果てて、眠ってしまった
湊さんの頭を撫でながら
シン
ほんと可愛いな、湊さん
シン
可愛すぎて、ムカつく（湊さんの頬をつつく）
シン
俺がどれだけあんたのことが好きか、分かってますか？
シン
……分かってねぇんだろうな
シン
（どんな言葉を並べ立てても）
シン
（何百、何千あんたを抱いたとしても）
シン
（溢れてやまないこの感情を）
シン
（伝えきることはきっとできないから）
シン
前に、息ができなくなるくらい好きだって
シン
言ってくれたけど
シン
……俺だって
シン
（1分1秒あんたがそばにいるだけで）
シン
（胸が苦しくて、たまらないんだよ）
シン
こんなにも俺の心をかき乱すのは
シン
湊晃、あんただけなんですよ
シン
（あまりにも幸せすぎて、夢なんじゃないかって思う時もある）
シン
これ、夢じゃないですよね湊さん（湊さんのほっぺをつねりながら）
夢じゃないかどうかは
朝目覚めた時にまた、
世界一可愛い湊さんの寝顔を見られたら
信じられるから
シン
おやすみなさい、湊さん
シン
いい夢を
チュッ
湊さんのまぶたにキスを落として
俺は、眠りについた
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作品ページ
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